お笑いコンビのオードリーがMCを務めるNHK総合のドキュメンタリー番組『のぞき見ドキュメント 100カメ』が、きょう17日(22:45~23:15)に放送。『週刊少年ジャンプ』編集部を観察する。
この番組は、1つの場所に100台の固定カメラを設置して、人々の“生態”を観察していくもの。インタビューもナレーションもない、まさに「のぞき見」の状況で見ることが特徴だ。
今回カメラを設置する『週刊少年ジャンプ』編集部は、毎週175万部を発行する“日本一売れる雑誌”を作る場所。創刊50年、ヒットを続ける秘密は何か。各編集者の机、足元、会議室、廊下、冷蔵庫の中まで、あらゆる角度から観察すると、『ONE PIECE』の作者・尾田栄一郎氏と今後のストーリーを考える打ち合わせの電話や、新連載が決定した会議の様子など、お宝映像が続々登場する。また、個性的な編集者たちの決定的な一瞬や、どの職場でもありそうな、思わず「あるある」と共感する人間関係が見えてくる。
オードリーの若林正恭は「仕事の現場は淡々としているのかと思いきや、さすが『ジャンプ』。人間と人間のぶつかり合いがあって、熱い気持ちになれました。ただ、全編通して脂ぎっていたので、すっきりとしたフルーツを食べながら見たほうがいいかもしれないです」と感想。春日俊彰は「9歳の時から30年間毎週欠かさず『ジャンプ』を愛読しています。この番組には、カメラを100台設置したからこそ見られた映像や人間関係がいっぱいありました。春日がうなった番組です」と太鼓判を押している。
番組ホームページでは、予告動画を配信中。ナレーションは、『少年ジャンプ』から生まれた数々のアニメでキャラクターの声を担当してきた、声優の千葉繁氏が担当している。
また、放送終了後には、番組の一部と、未公開シーンを編集したスペシャル動画を配信予定。オードリーの未公開トークも含まれている。再放送は、24日(11:20~)に放送される予定だ。