アイドルグループのNGT48が15日、東京・九段下の日本武道館で4thシングル「世界の人へ」発売記念リリースイベント「新章 NGT48宣言!!~世界の人よ、共に歌おう~」を行った。
新潟を拠点に活動しているアイドルグループのNGT48は、10月3日に4枚目のシングル「世界の人へ」をリリース。その発売記念イベントを日本武道館で開催した。同イベントでは、この日初めて披露された新曲「世界の人へ」を含め、全14曲を熱唱。MCでは、会場となった日本武道館の感想を求められ、柏木由紀が「AKB48でもやったことがないので、さすがNGT48だと思いました」と自画自賛し、「安定の雨女を発揮しました(笑)。ちまたでは"恵みの雨"とも呼んでいます(笑)」とあいさつ。また、センターを務める荻野は「皆さん今日は雨の中お集まりくださり本当にありがとうございました」と観客に感謝の言葉。続けて「武道館でまさかリリースイベントが出来ると思っていませんでした。本当に夢のように感じます」と信じられない表情だったが、「皆さんにこれからのNGT48を期待していただけるように、頑張っていきます」とさらなる活躍に意欲を見せた。
イベント後には、同イベントで共演したロッチのコカドケンタロウ、中岡創一とともに報道陣向けの会見に応じたNGT48のメンバーたち。チームNIIIのキャプテンを務める加藤美南が「新チームとして活動してから3カ月になろうとしています。まだまだ不安なことはありますが、NGT48の全メンバーで初めて披露することが初めてだったので、NGT48を見てもらえるぴったりの舞台でした。武道館という大きな舞台で新しい曲を披露できたのは、今のNGT48の勢いの象徴だと思っています」と自信を深め、「NGT48らしさを忘れず、いつも応援して下さるファンやこれから新しいファンになってくださる方を味方につけて、より一層グループが一つになって活動していきたいと思います」と決意を新たにした。
加藤が語ったように、この日のイベントは北原里英卒業後に1期研究生全員が昇格、さらにはドラフト研究生5人と2期研究生16人が加わり、総勢43人が初めて揃った。新たに加わった新メンバーについて柏木は「今日のパフォーマンスを見ていてキラキラと輝いていたし、一生懸命でしたよ。NGT48にいい子たちがいっぱい入って、微笑ましい感じで見てました」とまるで母親目線。また、同グループの中心的メンバーでもある荻野は、NGT48単独として初めてのステージとなった日本武道館という場所を「ここが夢のステージだと実感しました」と感慨深げで、「このメンバーで戻ってこれるように、もっと素敵な景色をこのメンバーで見たいと思いました。夢へのドアがたくさん見えた、そんな希望がいっぱいの武道館でしたね」と目を輝かせていた。