JR九州は14日、豪華な車内でスイーツのコース料理を提供する「JRKYUSHU SWEET TRAIN『或る列車』」が運行開始以来、初めて佐伯コース(日豊本線)を運行すると発表した。車内では大分県産のこだわりの食材を使用したメニューを提供するほか、出迎え・見送り等のイベントも行われる予定だ。

  • 「JRKYUSHU SWEET TRAIN『或る列車』」

今回の運行はJR九州が企画実施する募集型企画旅行商品として発売。運行区間の片道JR、スイーツコ ース、ドリンク代を含んだ個人旅行商品となる。

運行日は11月4日。午前便は大分駅10時36分頃発・佐伯駅13時23分頃着、午後便は佐伯駅15時46分頃発・大分駅18時21分頃着。旅行代金は「或る列車」のみ利用する基本片道プランで大人1人2万5,000~3万7,000円。

佐伯市には、城下町の風情が残る希少な街並み「歴史と文学の道」、その道沿いに佐伯城で現存する唯一の遺構である「櫓門(やぐらもん)」などの歴史スポットがあるほか、佐伯市歴史資料館をはじめとした歴史を感じられる施設が並ぶ。豊かな海の恵みで成り立っている町であり、その海でとれる地魚を使った寿司は「世界一佐伯寿司」というキャッチフレーズの下、日本だけでなく世界展開を視野に入れているという。