俳優の山田孝之と菅田将暉がW主演するテレビ朝日系ドラマ『dele』(毎週金曜23:15~ ※一部地域除く)の最終話が、14日に放送される。

  • 山田孝之、菅田将暉

    山田孝之(手前)と菅田将暉=テレビ朝日提供

パソコンやスマホに残された「デジタル遺品」をテーマに、1話完結型形式で展開される同作。依頼人の死後に遺留データを内密に消す仕事をしている主人公・坂上圭司(山田)と真柴祐太郎(菅田)は、任務を遂行しようとするたびにさまざまな問題に巻き込まれ、依頼人の人生とそこに隠された真相をひも解かねばならぬ状況へと追い込まれていく。

最終話は、シリーズ全体の原案・パイロット脚本も担当している作家・本多孝好氏が脚本を務める。祐太郎の妹の不審な死をめぐり、入院先の弁護をしていた辰巳仁志(大塚明夫)が死亡。辰巳が死後削除を依頼していたファイルには、 "祐太郎の無念を晴らす真実"を示唆する音声データが残されていた。それを機に、祐太郎と圭司の過去があぶり出され、2人の過去になにがあったのか、2人が出会うべくして出会った理由はなにかが明らかになる。

最終話では、圭司が「超絶車イスアクション」を、祐太郎が「2分半におよぶ1カットアクションシーン」を繰り広げる場面も。圭司と祐太郎がそれぞれ覚悟を決め、心の奥底に抱えこんできた壮絶な過去に決着をつける。