東武鉄道は11日、春日部駅の発車メロディを10月1日からアニメ『クレヨンしんちゃん』の代表曲「オラはにんきもの」に変更すると発表した。当日は春日部駅で発車メロディ変更に伴う記念イベントを実施するほか、春日部駅東口の駅名看板やホーム上で『クレヨンしんちゃん』のキャラクターたちによる装飾も行われる。

  • 春日部駅の駅装飾イメージ

  • 駅舎・ホームともに『クレヨンしんちゃん』のキャラクターたちで装飾

同社はアニメ『クレヨンしんちゃん』の舞台である春日部市と連携し、「春日部市民の日」である10月1日から春日部駅の発車メロディを変更。駅利用者に春日部市に対する愛着を持ってもらい、地域活性化につながることを目的に実施するという。

春日部駅1番線ホームでは、10月1日11時12分発の特急「けごん18号」から発車メロディを変更。他のホームも1番線ホームでの変更後、順次変更していく予定となっている。各ホームとも発車メロディは『クレヨンしんちゃん』の代表曲「オラはにんきもの」をアレンジしたものだが、ホームごとに異なるメロディになる。

発車メロディ変更に伴う記念イベントは10月1日の10時45分から11時15分まで開催予定。春日部駅東口にて、発車メロディお披露目や、春日部市長の石川良三氏、春日部市市議会議長の鬼丸裕史氏、東武鉄道常務執行役員鉄道事業本部長の都筑豊氏などによる挨拶等が行われる予定だ。

東武鉄道と春日部市では、これまでにも「クレヨンしんちゃんラッピングトレイン」の運行、春日部駅西口の駅名看板デザインの変更など、各種企画を実施してきた。今後も「しんちゃんの住む街」春日部市をともに盛り上げていくとのこと。