俳優の山崎賢人がこのほど、フジテレビ系ドラマ『グッド・ドクター』のクランクアップを迎えた。最終話は、13日(22:00~23:09)に放送される。

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    『グッド・ドクター』のクランクアップを迎えた山崎賢人=フジテレビ提供

山崎の最後の撮影は、物語の舞台である東郷記念病院の廊下でのシーン。最後のカットを撮り終え、「山崎賢人さん、オールアップです!」と声が上がると、スタッフから盛大な拍手が送られ、演出の金井紘氏から花束を受け取った。

山崎は「とても大好きなチームで、この作品をやることができて、すごく楽しかったです。そして見ている方に、これほどメッセージを伝えられる作品に出させていただいて、俳優という仕事をやっていて本当に良かったな、と思います」と充実の様子。

また、「皆さんに甘えてしまう部分もたくさんあったのですが…新堂湊という役をやれて本当に良かったです。今は、さみしいですけど…また、いつかこのチームで一緒にできればな、と思います。本当に、本当にありがとうございました!」と、一言一言に思いを乗せてあいさつし、スタッフと感無量の笑顔でグータッチを行った。

今作が初の医師役となるため、クランクイン前に「(新堂湊を演じるにあたり)大きなプレッシャーを感じていますが、医師全体の0.3%しかいない小児外科医がドラマを通して少しでも多くの方に注目されるように」と役への思いを語っていた山崎。

綿密にリハーサルを重ね、実際に都内の病院を訪れ小児外科を見学するなど、クランクインへ向けて入念な役作りを行い、撮影に入っても医療監修の先生たちから助言を仰ぎながら、新堂湊という役に臨んでいた。

最終話は、ステージ4のガンにより倒れた院長・司賀明(柄本明)に付き添っている湊(山崎)が、司賀の病状を初めて知り、ショックを隠せない。その時、湊に森下伊代(松風理咲)の急変を知らせる連絡が入り、司賀に今心配すべきなのは自分ではなく子どもたちだ、と促された湊は伊代の病室へ向かうが…。