LPGA女子ゴルフツアーで日本人最年少での初優勝を遂げ、メジャー第3戦の全米女子プロゴルフ選手権では、プレーオフの末、2位タイとなるなど、活躍中の畑岡奈紗選手が、9月13日からフランスで行われる「エビアン・チャンピオンシップ」(WOWOWで9月13日~16日 連日生中継 第1日無料放送)に出場する。今回、同大会に出場直前の畑岡選手が報道陣の取材に応じ、大会への意気込みを語った。
畑岡選手は「何度か優勝争いをして、アーカンソー(ウォルマートNWアーカンソー選手権)では勝つことができたので、気持ちの部分でも強さがプレーに出ていると思います」とコンディションは順調の様子。一方でティーショットには不安があるといい、「カナディアンパシフィック女子オープン(畑岡選手は8位タイ)では、最終日にティーショットがラフに入ってそこからチャンスに繋げられなかった。ティーショットは今一番の課題ですね」と分析。「タイミングが合わなくなってくると、右にぶれることが多い。さらにクラブが長くなればなるほどトップの位置がオーバー目になるクセがあるので、そこを体感でオーバーにならないようにして、しっかりとタイミングをとれるようにしていきたい」と修正法についても話した。
同大会への意気込みついては「一言でいえば『優勝』ですね」とし、「エビアン・チャンピオンシップは、テレビでしか見たことないのですが、雨が多いと聞いています。なので、まずは天候に対してうまく調整していきたいです。ヨーロッパだと地面が堅かったりするのでこちらも対応できればと思います」と語っていた。