ソプラノ歌手の田中彩子が、29日にTBSで放送される『2018世界バレー女子大会』開幕戦「日本VSアルゼンチン」(19:00~)で、日本とアルゼンチン両国の国歌を独唱する。
TBSでは開幕初日の9月29日~10月4日に行われる1ラウンドの日本代表戦全試合および10月7日~11日の2次ラウンドを19時~21時に生中継する(試合終了まで延長)。
29日の開幕戦「日本VSアルゼンチン」で、ソプラノ歌手の田中彩子が両国の国歌を独唱することが決定。昨年、アルゼンチンの首都・ブエノスアイレスにある南米最高峰コンサートホール「CCK(Central Cultural Kirchner)」で世界初演のソリストを務めたこともあり、君が代に加えて、アルゼンチン国歌も独唱する。
田中は「このたびは2018世界バレーにて、日本・アルゼンチン両国の国歌独唱という貴重な機会をいただき大変光栄に思います。このような名誉なお話に驚きを隠せませんが、美しい日本国歌を心から大切に歌わせて頂きます。また、数年前から何度も招聘を受けて、コンサートに出演したことでアルゼンチンとのご縁ができました。今回は昨年度の功績をご評価いただいてベスト初演賞を授与したばかりのタイミングということに加え、今年は日亜国交樹立120周年でもあります。このお話を頂いた際もアルゼンチンでコンサートツアーをしていたところなので、とてもうれしく思っております。選手皆さまへの心からの応援の気持ちを込めて。田中彩子」とメッセージを寄せた。
プロデューサーの村口太郎は「開幕戦が日本VSアルゼンチンということで、アルゼンチンにも縁があり、世界最高峰の大会にふさわしい歌声を持つ、田中彩子さんに国歌独唱のオファーをさせていただきました。“天使の歌声”と称される素晴らしい歌声で、この大会を開幕できることを本当にうれしく思います。9月29日、横浜アリーナでの両国国歌の独唱、今から本当に楽しみです」と田中の起用理由を述べた。
「世界バレー」は4年に一度、世界一を決するバレーボール界随一のビッグイベント。参加118チームの中から予選を勝ち抜いた22チームと開催国の日本、そして前大会優勝国のアメリカを加えた24チームが競う。