テレビ東京の新ドラマ25『このマンガがすごい!』(10月5日スタート 毎週金曜 24:52〜25:23)の出演者が演じるキャラクターが11日、明らかになった。
同作は、毎年末にその年一番面白かったマンガのランキングを発表する書籍『このマンガがすごい!』(宝島社)とタッグを組んだドキュメンタリードラマ。蒼井優をナビゲーターに、毎回異なる豪華なゲスト俳優たちが好きなマンガについて語り、実際にそのマンガのキャラクターを演じるためにどのような役作りへのアプローチをするのかを追いかける。マンガのコマに俳優が入るという特殊な方法で、マンガを実写化するまでの過程を記録する。
今回、各話ゲストが演じるキャラクターが一部明らかに。新井浩文と山本浩司は、古谷実『行け! 稲中卓球部』の前野と井沢を演じる。さらに神野三鈴は、手塚治虫『火の鳥』のムーピー、塚本晋也はつげ義春『やなぎ屋主人』主人公の青年、でんでんは赤塚不二夫『おそ松くん』の六つ子、そして中川大志は皆川亮二『ARMS』高槻涼役に挑戦する。さらに今後、東出昌大、平岩紙、森川葵、森山未來、山本美月が挑戦する役も明らかになっていく。
新井浩文(『行け! 稲中卓球部』前野役) コメント
映像化不可能と言われた伝説のギャグ漫画の実写化! 天才山本浩司をご堪能あれ!
山本浩司(『行け! 稲中卓球部』井沢役) コメント
新井くんから漫画『行け! 稲中卓球部』の実写化の協力依頼が来るなんて……しかも井沢役。若い頃夢見ていた事が、突然現実となって目の前に現れた。私はもうオッサンではあったけれど、その話には光の速さで飛びついてしまった。撮影はもう本当に楽しくて幸せな時間だった。こんな機会を与えてくれた新井浩文に一言言いたい。ありがとう!
(C)古谷 実/講談社
神野三鈴 コメント
『火の鳥』……私にとって深淵な命の、宇宙の壮大な世界観の 扉を開いてくれたこの作品の影響は計り知れません。 永遠に繰り返される宇宙の営みの中でなんと人間の小さなこと。いつの時代も変わらない欲と業と愛……。
でもその存在を愛おしく儚く力強く感じさせてくれました。一番実写化で見たくない作品! ですが物語のなかでひっそりと人間に寄り添った生物をやらせていただきました。役者の自分と繋がりを感じながら……どうかお叱りにならないでご覧になってくださいますように。
(C)Tezuka Productions
塚本晋也 コメント
松江監督の以前作られたドキュメンタリードラマがとても面白くて、同じ枠でやりたいとお話いただいたのと、自分の映画にも出演していただいた蒼井優さんがチャレンジングな事をするというので断る理由はなし! と思いました。つげ義春さんの漫画が大好きで、最初に読んだのは高校生の時だったんですけど、ほんとにもう熱に浮かされるような感じで没入して読みました。今回もその世界にずぼーっと埋没していたくてこの作品を選ばせていただきました。
(C)つげ義春
でんでん コメント
僕が初めて自分の小遣いで買ったマンガが、少年サンデー『おそ松くん』でした。まさかあの赤塚不二夫先生の名作『おそ松くん』を自分が演じるとは夢にも思いませんでした。感謝、感謝です。
(C)赤塚不二夫/eBook Japan
中川大志 コメント
僕は、皆川亮二先生の『ARMS』という作品で高槻涼という役に挑戦させていただきます。高槻涼は、自分の意志とは裏腹に暴れ出す右腕と共に敵と戦っていくというキャラクターです。今回はアクションにも挑戦しまして、とある偉大な師匠にいろんなヒントを頂いて役作りをしました。皆さんぜひ、楽しみにしていただければと思います。
(C)「このマンガがすごい!」製作委員会