女優の松本穂香が主演を務めるTBS日曜劇場『この世界の片隅に』(毎週日曜21:00~)の第8話が、きょう9日に放送される。
広島の方角の空には見たこともない巨大なきのこ雲が。新型爆弾が落とされたという。すず(松本穂香)は江波に住む家族が心配で仕方ないが、ひとりでできることはない。やがて帰宅した周作(松坂桃李)に心配されるが気丈に振る舞う。そして、すずはもっと強くなりたいと心に誓うのだった。
数日後、北條家に回覧板が回ってきた。正午から重大発表があるからラジオの前で待機するようにという通達だ。サン(伊藤蘭)や径子(尾野真千子)だけでなくタキ(木野花)ら近隣住民も北條家に集まり……。
1945年8月6日、広島に原子爆弾が投下された。すずたちは広島の方角に現れた巨大なきのこ雲に驚く。今を生きる我々は知識として原爆を知っているが、当時を生きた者には何が起きているのかわからない。それでもその日その日を精一杯生きる。そして8月15日を迎える。
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