俳優の神田正輝が、10月期に放送されるTBS連続ドラマ『下町ロケット』の新シリーズに、帝国重工の次期社長候補・的場俊一役で出演することがこのほど、わかった。15年ぶりのTBS連続ドラマ出演となる。
帝国重工社長・藤間(杉良太郎)と宇宙航空開発部部長・財前(吉川晃司)は、帝国重工を宇宙航空分野で世界のリーディング・カンパニーにすることを目標に、純国産ロケット開発計画「スターダスト計画」を立ち進めてきたが、的場(神田)はこの計画に懐疑的。ロケット開発計画に反対する“反藤間派”として不穏な動きを見せる。次期社長候補の筆頭で、藤間と財前を追い込んでいく役どころだ。
神田は「3年前に大きな話題となった『下町ロケット』に新たに参加できること、また、このような重厚な共演者の皆様方とご一緒させて頂くこと、大変うれしく思います」と喜び、「佃製作所や帝国重工に関わる全ての人物が、信念を持って仕事に取り組んでいます。そんなそれぞれの思いのぶつかり合いによってできる壮大なドラマを視聴者の皆様にお届けし、明日への活力にしてもらえるよう、日々撮影に臨んでおります。どうぞご期待ください」と呼びかけている。
神田は、1976年に石原プロ製作『大都会-闘いの日々-』(日本テレビ)でデビュー。以来、数多くのテレビドラマ、映画に出演。TBSの連続ドラマには2002年~2003年に放送された『渡る世間は鬼ばかり』第6シリーズ以来、15年ぶりの出演となる。
そのほか、新シリーズからの個性豊かな追加キャストが決定。佃製作所の大口取引先のひとつであるヤマタニの調達部長・蔵田慎二役にお笑いトリオ・我が家の坪倉由幸、ギアゴースト社員で佃製作所のメンバーと深く関わっていく社員・柏田宏樹役に馬場徹、佃製作所とコンペで競う大森バルブの営業部長・辰野役に六角精児が決定。さらに、大手トランスミッションメーカー・ケーマシナリーの知財部長・神田川敦役を内場勝則、米農家である殿村(立川談春)の父・殿村正弘役を山本學、そして、ギアゴーストの顧問弁護士・末長孝明役を中村梅雀が務める。
主人公の佃航平を演じるのは、前シリーズに引き続き阿部寛。ヒロインである佃航平の娘・佃利菜役には土屋太鳳、そのほか、立花洋介役の竹内涼真、山崎光彦役の安田顕、殿村直弘役の立川談春をはじめとした佃製作所のメンバーや、財前道生役の吉川晃司、藤間秀樹役の杉良太郎といった帝国重工の面々など、前シリーズを盛り上げた多くの出演者の続報がすでに発表され、新キャストとしてギアゴースト副社長の天才エンジニア・島津裕役をイモトアヤコが演じることも決定している。
(C)TBS