フジテレビ系情報番組『Mr.サンデー』(毎週日曜22:00~)では、きょう9日の内容を一部変更し、日本体操協会の塚原光男・千恵子夫妻へのインタビューを放送する。
番組では、東京・世田谷区久我山の朝日生命体操クラブで、塚原夫妻に120分にわたって単独インタビュー。夫婦そろってのインタビューは騒動後、初となる。
インタビューでは、宮川紗江選手の“引き抜き”をめぐる主張の食い違いなど騒動の詳細について、夫妻があらためて語っただけでなく、コーチによる暴力行為の追及がなぜパワハラ問題に発展したのか、今まで語られることのなかった騒動の核心に触れている。また27年前に起きた女子体操の“ボイコット騒動”にも言及する。
同協会副会長の光男氏は、同局でも『直撃!シンソウ坂上』などのインタビューに応じているが、女子強化本部長の千恵子氏がカメラの前で語るのは今回が初めて。「(体操界のために)私は必要とあればいくらでもお手伝いするし、いくらでも身を退く」と覚悟を語る。
また、体操界の“女帝”などと言われながら、「あまり人としゃべらないのが1つの原因」と、自身について意外な一面を明かす。
体操界の問題をめぐっては、宮川紗江選手に暴力行為があったとして、日本体操協会から無期限の登録抹消処分を受けた速見佑斗コーチが5日に会見を開き、その暴力行為を認め、謝罪。翌6日には、速見コーチが、実際に宮川紗江選手に暴力を振るう映像を、フジ系FNNが独自に入手して放送している。