宝島社はこのほど、書籍『物語でわかる AI時代の仕事図鑑』(税込1,512円)を発売した。
2030年には、今ある仕事の大部分がAIに置き換わると言われている。同書は、今から10数年後の雇用の姿を予測した物語で、AIによる「働き方改革」の未来を占う内容となっている。
物語には、モーターメーカーで働く工場長、メガバンクで融資系を担当する主任、市役所の介護福祉課の係長、新宿・歌舞伎町の風俗店オーナー、実家の漁師を継いだ元OL、保育士と兼業している弁護士といった6人の職業人が登場する。
同書では6人の物語を通し、製造業や金融、教育などの業界でAIがどう使われるかを予測。さらに高齢化や非正規雇用の増加、中国・インドの台頭など、国内外の社会情勢を反映しながら、AI時代の問題点を浮き彫りにしている。
巻末には、これからの仕事の選択肢を考えるヒントが満載の「2030年 食える職業/食えない職業・AI時代の職業図鑑」を329職種を掲載した。