キヤノンは9月5日、iPad用の画像編集アプリケーション「Digital Photo Professional Express Version 1」を発表した。10月下旬から無償提供を開始する。
Digital Photo Professional Express Version 1は、モバイル環境下でもRAW現像による作品作りをしたいというユーザーに向けて開発されたiPad用アプリ。キヤノン純正のRAW現像ソフトウエア「Digital Photo Professional」(DPP)の基本性能を踏襲した。
iPadのタッチパネルディスプレイを利用した直感的な操作が可能。色(色相、彩度など)やディテール(ノイズリダクション、シャープネスなど)の調整をタッチ操作で行える。
iOS 11以降で、RAM容量2GB以上のiPadに対応。アプリの対応画像フォーマットは、CR3(キヤノン独自RAWフォーマット。2018年9月現在、対応機種はEOS Kiss Mのみで、EOS Rにも対応予定)、JPEG。画像の取り込みは、キヤノンのiOS / Androidアプリ「Camera Connect」経由、もしくはカメラロールから(JPEGのみ)。なお、Digital Photo Professional Expressは、次バージョン以降から有償となる可能性がある。