仕事がきつい、ノルマが厳しいといったイメージを持たれがちな営業職。実際に大変な面も多くあるが、その反面、他では味わえない営業職ならではのよろこびやメリットもあるようだ。そこで今回は、マイナビニュース会員のうち営業職の117人に「営業職として働くよさ・たのしさ」を聞いてみた。

Q. 営業職として働くよさ・たのしさを教えてください

いろいろな人に出会える

・「たくさんの人たちと知り合いになれる」(50歳男性/IT関連技術職)
・「いろいろな人と出会えること」(40歳男性/営業関連)
・「いろんな人と知り合えて視野が広がるところ」(27歳女性/事務・企画・経営関連)
・「いろいろな人間と会うことができる、意見が聞ける、ためになる」(55歳男性/営業関連)
・「毎日違った人と会うことが出来て新鮮な気分になれる」(57歳男性/IT関連技術職)
・「人との出会いがある。自分で仕事の組み立てが出来るところ」(44歳男性/営業関連)
・「人と接すること、それにより、色々な自分の知らない情報を絶えず得ることが出来るところが非常に楽しく、刺激的だと思っている」(47歳男性/IT関連技術職)

成果がわかりやすく見える

・「スポーツのように結果、成果が分かるから」(48歳女性/営業関連)
・「自分の努力が数字で見えること」(44歳男性/営業関連)
・「日々の努力が成績となって報われていること」(46歳男性/販売・サービス関連)
・「やればやるほど昇給や評価につながるところ」(32歳女性/事務・企画・経営関連)
・「成果がわかりやすい」(26歳男性/IT関連技術職)
・「数字だけではないが、定量的に結果が見えるところは、わかりやすくて良いと思っています」(49歳男性/営業関連)

自由度が高い

・「たまにボーッとできる」(63歳男性/営業関連)
・「外回りしているとき息抜きが自由に」(45歳男性/営業関連)
・「ある程度自分で時間配分することが出来ること」(53歳男性/営業関連)
・「スケジュールを自分で決められる」(56歳男性/営業関連)
・「外出したら自分の時間で行動できること」(60歳男性/販売・サービス関連)
・「営業さえ取れれば休める」(29歳男性/その他・専業主婦等)

コミュニケーションを図る楽しさ

・「お客との会話」(53歳男性/営業関連)
・「コミュニケーションをとるのが好きだから」(30歳男性/営業関連)
・「お客さんとのコミュニケーション」(27歳女性/事務・企画・経営関連)
・「客先に気に入られると嬉しい」(46歳男性/建築・土木関連技術職)
・「お客さんと仲良くなる」(46歳男性/建築・土木関連技術職)

その他

・「交際費を有効に使える」(57歳男性/建築・土木関連技術職)
・「無から有を産むことにより、自分が企画したことが世の中に残る」(43歳男性/営業関連)
・「人の笑顔が見られたときによさを感じる」(35歳男性/公共サービス関連)

総評

営業職で働くメリットとして「人との出会い」をあげた人が多かった。営業職は様々な場所に出掛け、様々な人に出会える仕事。普段は出会えないような人々と知り合いになるチャンスがあり、人脈も広がるため、たくさんの刺激があるようだ。

「仕事の成果がわかりやすい」という点をあげた人もいた。営業職には明確な目標があり、その成果が数字にしっかりと反映されるため、達成したときには大きなやりがいを感じることができるそうだ。「癖になる達成感」だというコメントも見受けられた。

さらに「自由」という意見も。スケジュールなど裁量の範囲が広いため、自分のペースで仕事がしやすいそう。外回り中に休憩が取りやすいのも、営業職の特権なのかもしれない。他にも「自分への挑戦ができる」「会社の売り上げに貢献できる」「お客さんから喜んで頂ける」といった点があげられた。結果がすべてというシビアな世界ではあるが、その分、充実感が大きく、やりがいもある仕事ということがわかった。

調査時期: 2018年6月15日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 117人(営業職限定)
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません