マクロミルは9月4日、「スポーツ・運動」をテーマとしたニュースレター「HoNote通信」vol.146を発表した。調査は7月25日~26日、全国の20~49歳のマクロミルモニタ会員1,000名(性年代別均等割付)を対象に、インターネットで行われた。
調査によると、スポーツや運動を日常的に行っている人の割合は50.5%。特に、「ウォーキング」に取り組んでいる人が多く、35.6%だった。次いで、「筋力トレーニング」(29.3%)、「ストレッチ・体操」(28.9%)、「ランニング・ジョギング」(19.4%)と続き、ひとりでも気軽に行えるものが上位に並んだ。
スポーツや運動に期待する効果を聞くと、「ストレス発散」(57.2%)、「肥満解消」(55.2%)、「基礎代謝向上」(53.7%)が上位に。また、「1番期待する効果」を一つだけ答えてもらったところ、「肥満解消」(35.8%)がトップにあがった。
スポーツや運動をする場所としては、「公道、公園、山などの屋外」(35.0%)や「自宅」(33.3%)など、比較的お金がかからない場所を利用している人が7割を占めたほか、28%が「スポーツ施設」(私営13.5%+公営14.5%)を利用していることが明らかに。いずれも約3割と、「屋外」「自宅」「スポーツ施設」に三分していることがわかった。
「お金をかけずに運動している」は47%
続いて、スポーツや運動にどのくらいのお金をかけているのかを調査した。過去半年の間にかかった、スポーツや運動にかかった費用(レッスン、ウェア・シューズ、ケア用品、スポーツジム・プール等の施設利用など)の合計を尋ねたところ、47%が「お金はかけていない」と回答した。次いで「5,000円未満」(19.6%)、「20,000円以上」(15.2%)と続き、お金をかける人と(あまり)かけない人の間に大きな差が見受けられた。
スポーツや運動をしている場所別にみると、屋外派や自宅派はお金をかけていない人の割合が6~7割を占めた。また、公営施設利用者は、「5,000円未満」(35.6%)がボリュームゾーンであるのに対し、私営施設の利用者は、施設利用料やレッスン料などが発生することもあり、半年間で「20,000円以上」(48.5%)が半数近くを占める結果に。ウェアや用具よりも、施設の利用費が消費金額に大きく影響していることがわかった。
最後に、憧れの体型の有名人を教えてもらったところ、男性が選ぶ男性有名人TOP3は、「クリスティアーノ・ロナウド」(38票)、「イチロー」(28票)、「武井壮」(18票)という結果に。一方、女性が選ぶ女性有名人のTOP3は、「菜々緒」(52票)、「中村アン」(38票)、「ローラ」(32票)となった。