女優の田中道子(29)が、4日放送のTBS系バラエティ番組『有田哲平の夢なら醒めないで』(毎週火曜23:56~24:55)にゲスト出演し、過去のつらい体験を告白した。
田中は、米倉涼子や上戸彩らの芸能事務所・オスカープロモーションに所属し、2013年には「ミスワールド2013」の日本代表に選出された。2016年に女優へ転身することを発表し、『ドクターX~外科医・大門未知子~』などに出演。最近ではバラエティ番組でも活躍している。
この日は「こんなはずじゃなかった! 歯車が狂った元人気モデルSP」と題し、田中のほか、土岐田麗子、草刈麻有、谷口紗耶香、東野佑美が出演。田中が「歯車が狂った」出来事として挙げたのが、モデルオーディションでのつらい体験だった。
某編集長との面接で、田中は「私はミスワールド日本グランプリ・田中道子です」と自己紹介。編集長は「えっ?」と声を上げ、「その肩書きで勝負できると思ってる?」「それ何の意味があるの? 舐めないでくれる?」などと厳しく叱責されたという。
田中は「編集部と大喧嘩して泣いちゃったんですよ」「仕事もないし、オーディションも受からない日々でした」と不遇の時代を回顧。「服を見せる仕事で自分を見てもらおうと思うな!」という編集長の言葉を再現する。
外見とギャップのある偏食ぶりが受け、今ではバラエティでも出演機会が増えている田中。この日も“肩書き勝負”ではなく本音の発言を連発してスタジオを盛り上げ、人気占い師・しいたけは「この中で一番売れる人」として田中を挙げて「方向転換に成功された方」「プライドを脇に置いてバカになることであったり、そういう目に見えない努力を続けてどのボールにも反応して打ち返すことができる雑草魂がすごい」と激賞した。
これにはMCのくりぃむしちゅー・有田哲平も「確かに。こんな人だったんだ?っていうくらい面白かった」と納得。田中は、「日本国民全員に見てほしい! この番組!」と感激をあらわにしていた。