エプソンダイレクトは5日、コンパクトさとパフォーマンスを兼ね備え、さまざまな場所に設置できる省スペースPC「Endeavor ST190E」を発売した。ラインナップは、45mmスリムモデルと光ディスクドライブモデルの2モデル。
基本構成価格は、45mmスリムモデルが74,000円、光ディスクドライブモデルが81,000円(ともに税別)で、オンラインショッピングサイトおよびコールセンターを通じ販売する。
「Endeavor ST190E」は、従来モデル「Endeavor ST180E」のコンパクトな本体ケースを継承したデスクトップPC。光ディスクドライブなしで本体幅 45mm の「Endeavor ST190E(45mm スリムモデル)」と、光ディスクドライブを搭載した本体幅 66mm の「Endeavor ST190E(光ディスクドライブモデル)」の2モデルが用意される。
マザーボード上にM.2スロットを装備したことで、新たにM.2 SSDまたはインテルOptaneメモリーを搭載可能となった。2.5型HDD2基を使用したRAID1も対応可能。起動ドライブをM. 2 SSD、データの保存をRAID1という構成にすれば、高速アクセスかつデータの信頼性を両立できる。
また、筐体がコンパクトであるため、机上に設置しても専有面積を削減可能。両モデルともにディスプレイの背面への取り付けが可能なので、一体型パソコンとして利用するなど、小ささを活かした設置が可能となっている。
最小構成の主な仕様は、CPUがIntel Celeron G4900T、チップセットがIntel H370、メモリがPC4-2666 DDR4 4GB×2、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがIntel UHD Graphics 610(CPU内蔵)、「光ディスクドライブモデル」の光学ドライブがDVD-ROM。OSはWindows 10 Home 64bit。
本体サイズと重さは、「スリムモデル」がW45.0×D184.7×H195.0mmで約1.4kg。「光ディスクドライブモデル」がW66.0×D184.7×H195.0mmで約 1.8kg(サイズ、重量ともにいずれもスタンド装着時)。
インタフェースはGigabit Ethernet準拠の有線LAN×1、USB 3.1×2、USB 3.0×3、USB 2.0×3、HDMI×1、D-Sub×1など。