NHKと日本テレビが、「テレビ放送65年」を記念してコラボレーションを行うことが決定。22日に両局で同時生放送する特番に出演するNHKの武田真一アナと桑子真帆アナ、日テレの桝太一アナと水卜麻美アナが、コメントを寄せた。
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(左から)武田真一アナ、水卜麻美アナ、桑子真帆アナ、桝太一アナ
これは1953年に両局でテレビ放送を開始して65年が経ち、来年に両局でラグビーW杯を中継することを記念して実施するもの。22日は、両局(NHKは総合)で特別番組『NHK×日テレ同時生放送! テレビ65年 スポーツのチカラ』(10:30～11:25)が放送されるほか、朝から夜までさまざまな番組でコラボ企画が実施される。
特番は、同じスタジオから同じ時間に、それぞれの演出で生放送。この65年間、日本中が心を震わせた名場面・名勝負から、テレビのスポーツ中継にまつわる知られざるエピソード、さらに「2020東京オリンピック・パラリンピック」や、来年9月20日に開幕するワールドカップラグビーの話題も構成し、さまざまな切り口で、テレビが伝えてきた「スポーツのチカラ」を伝える。
この放送に先駆けて公開する特設サイトでは、特別企画「テレビにかじりついたスポーツ名場面! 視聴者投票でランキングを発表」を実施。65の名場面の中からどれが見たいか投票を受け付け、特番で票を集めた名場面を一気に紹介する。番組では他にも、視聴者の皆さんがリアルタイムで参加できるコンテンツを予定しているという。
番組の進行を担当する4人のアナウンサーのコメントは、以下のとおり。
――それぞれ相手の局のアナウンサーにお会いした印象を教えてください。
武田アナ：桝アナは、自然で、いい意味で“普通”の感覚を持った素晴らしいアナウンサーだな、と 思いました。(視聴者の共感を得るためには、「普通であること」が大事かなと 思っています)。水卜アナは、飾らない自分をそのまま表現できる、才能あふれた方だな、と思いました。(テレビでは、それが何よりの才能だと思います)。PRの撮影で“食べる”シーンがあったのですが、評判に違わず見事な食べっぷりに感心しました。
桑子アナ：桝アナは、さわやか! テレビで拝見するままの印象でした。人当たりが丁寧で物腰がやわらかくて、それでいて意気込み収録やインタビューになるとしっかりキメる。バランス感覚の優れた方だなと感じました。 朝早くからお仕事だったのに少しも疲れを見せず、プロ根性もビリビリ伝わってきました。武田さんと服装がかぶってしまったときの「あ、私着替えてきましょうか…!」のとっさのひと言。さすがだなと思いました。水卜アナは、太陽みたい! 桝アナ同様、テレビでの印象そのままでした。スタッフさんとの距離の近さや、これから撮るものがどのような場面で使われるのかまで確認をしたうえでコメントを考えるところ、またその集中力を見て、仕事への真摯な姿勢を見ました。そんなミトちゃんに目の前でカツ丼をほおばられたら、もうメロメロです。
桝アナ：武田アナは、テレビで拝見していた通り、柔和で誠実な方、という印象でした。有事の際にも心を落ち着けてくれるような、あの優しい低音ボイスを生で聴くことができて幸せでした。実際にお話をしてみると、サッカーやギターの話など、“男の子”っぽい一面も垣間見えて、さらに素敵だと感じました。桑子アナは、画面越しに見ている以上に、一緒にいて誰もが心地良くなる空気を自然に 醸し出せる人だと思いました。飾ることのない人懐っこい雰囲気に、どことなく水卜アナと共通するものを、勝手に感じております。
水卜アナ：まずアナウンサーとして、武田アナの声を間近で聴けた瞬間には感動しました! 穏やかで優しくて、それでいてギターでビートルズ、しかも「Blackbird」も弾けてしまうという格好良さ…ぜひ拝聴したいです!! 桑子アナは、明るくて、かわいくて、一緒にいてとても楽しくて、撮影もあっという間でした! 凛とした美しさと、中身の面白さのギャップがまた素敵です。また食事に行く計画を立てています。
――9月22日は“コラボデー”ということで、ご自身が相手の局の中で「これに出たい!」という番組を、理由を含めて教えてください。
武田アナ：家族でよく拝見しているのは『世界の果てまでイッテQ!』です。世界のお祭りに出場してみたいです。出演者のみなさんのど根性とチームワークが素晴らしく、あの仲間に入りたいな、と思えるような雰囲気になっているのは、さすがだなあ、と思っています。
桑子アナ：『スッキリ』の天の声さんをやってみたい! 冒頭の「お～はようございま～す!」が大好きなんです。「クイズッス」のあの雰囲気が好きすぎです。
桝アナ：『ダーウィンが来た!生きもの新伝説』。前身の『生きもの地球紀行』『地球!ふしぎ大自然』の頃から大ファンだった憧れの番組で、毎週録画しています。伝えるのが難しいテーマからも決して逃げることなく、工夫に工夫をこらして興味深い表現の仕方で見せる姿勢を、心から尊敬しています。アナウンサーとして、ではなく、どんな形でも番組制作のお手伝いをさせていただいて、その舞台裏を覗けたなら幸せです!!
水卜アナ：夢は大きく、『紅白歌合戦』、そして朝の『連続テレビ小説』に1秒だけ出てみたいです! とにかく、昔から見ていたので…一瞬でも映り込むだけで記念になりそうです。
5年前の2013年に、テレビ放送60周年を記念して両局でコラボした特番には、中居正広(当時SMAP)、明石家さんま、笑福亭鶴瓶、有働由美子アナ(当時)、桝太一アナらが出演したが、今回のMCやゲスト陣などは、今後発表される。
