女優の広瀬アリスが、唐沢寿明主演のテレビ東京系10月期ドラマ『ハラスメントゲーム』(10月15日スタート 毎週月曜22:00〜)に出演することが3日、わかった。

  • 広瀬アリス

    広瀬アリス

同作はスーパー業界大手老舗会社「マルオーホールディングス」の“コンプライアンス室”の室長・秋津渉(唐沢寿明)が「パワハラ」「セクハラ」「マタハラ」などの事件に真っ向から挑み、持ち込まれる難問・奇問を独自の手法と視点で解決していく。

広瀬が演じるのは、ヒロインの高村真琴。自分の意見を持っており、物おじせずに時に上司にもきちんと意見をすることが出来る、芯のある女性で、上司の秋津と真琴の2人しかいないコンプライアンス室に所属している。

広瀬は「台本を読み始めた頃は、すごく無機質な女の子だなと感じていました。でも、監督と色々話をする中で、仕事が好きでビシバシ物事を言うけれど、自分の働くスーパーをとても愛しているという事を聞き、無機質とまではいかないんだなと。言いたいことをちゃんと言うところや、意思をしっかり持っているところはわりと自分と似ているのかなと思います」と語った。

また「これだけバリバリのキャリアウーマンを演じるのは初めて」という広瀬。セリフでは「ある意味過去一番難しいかな」と明かし、「難しい専門用語をたくさん並べ、業務的な言葉遣いでかなり早口で話すことが多く、これまでそういう役はなかったので、楽しみでもあり、もっともっと今よりも頑張らなきゃ」と意気込む。「パンツスーツやストレートの髪型でのお仕事もほぼなかったので、かっこよくジャケットを着こなせるよう、すっと背筋が伸びます。また、今までにない役柄への挑戦になると思っています」と気持ちを表した。

テーマとなる「コンプライアンス」については、「厳しい世の中になってきているのでタイムリーな作品になるのではないかと思います」と分析。「大まかな知識しかありませんでしたので、今回のドラマを通して勉強できたらいいなと思いますし、みなさんにも知っていただければ嬉しいなと思います」とアピールした。