俳優・鈴木亮平が主演するNHK大河ドラマ『西郷どん』(毎週日曜 NHK総合20:00~20:45 BSプレミアム18:00~18:45/再放送 土曜13:05~)の第33話「糸の誓い」が2日に放送される。
薩長同盟の締結直後、寺田屋で襲撃に遭った坂本龍馬(小栗旬)。薩摩藩に保護された後、お龍(水川あさみ)とともに療養のため鹿児島の西郷家を訪ねる。糸(黒木華)は、龍馬とお龍の奔放で大胆な行動に驚かされ、吉之助(鈴木亮平)といまだに夫婦らしい時間を持てていない糸は、お龍の龍馬へのまっすぐな愛に胸を打たれる。一方、幕府が第二次長州征伐に動き出す中、薩摩藩はイギリス公使パークスを迎えることに。
この33話について、鈴木は番組公式サイトで「今度はお龍さんも連れだって、坂本さぁ夫婦が西郷家にやってきます。このふたり、時代の一歩先を行く先進的なカップルで、まるで未来人を見ているようでした(笑)。吉之助&糸どんとはちょっと違う夫婦関係に、僕らがどう戸惑い、影響されるかをどうぞお楽しみに」と説明。
また、吉之助にとって初の外交シーンとなったイギリス行使パークスとの会談では、「ただ誠実さを伝えるだけでなく、いかに対等に向き合うかを考えた時、僕としては、一度こちらの立場に立って考えてもらうことを大事にしました。実はこれ、僕の留学経験に基づいたものでもあります」と秘話も。
「吉之助は相手の立場に立って考えられる人なので、きっとそういう交渉ができる人だと思うんです。イギリスの『騎士道』と日本の『武士道』、それぞれの文化で生きてきた人間同士がどうやって交渉を実現させるのか? そんな“吉之助流外交”も注目していただきたいです」と見どころを伝えている。