日本ボクシング連盟前会長の山根明氏が、8日に放送されるカンテレの情報バラエティ番組『胸いっぱいサミット!』(毎週土曜12:00~ ※関西ローカル)に出演することが決定。テレビ番組のスタジオ収録に初めて参加し、“山根節”をさく裂させた。
山根氏は、今までの風貌とはうってかわり、オシャレなダークスーツで登場。静かに一礼するその姿に、一瞬緊張が走る。
冒頭、ハイヒール・リンゴから「テレビのスタジオ初登場ということですが、数あるオファーがある中、なぜこの番組に?」と聞かれた山根氏は、「妹が昔芸能界におりまして…(『胸いっぱいサミット!』が)おもしろい、質が良いというので…」と経緯を説明し、「デヴィ夫人の大ファンです!」と告白。ラブコールを受けたデヴィ夫人も、8月25日の放送で「再婚するなら、山根さん!」と公言しており、同じ78歳同士で息もぴったりの様子に、スタジオからは「お似合い!オーラがすごい!」と声が上がる。
山根氏が参加したのは、関西人300人に調査した「男・山根の名言? 迷言? ランキング」のコーナー。「12時過ぎでもおはようございます」や「カリスマ山根」など、独特な言い回しで強烈な印象を残した山根氏の発言を“関西人の興味深さ”を基準にランキング形式で紹介するというもので、あの辞任会見での発言については、「おもいつきで、アドリブです」と当時の心境を吐露する。
また、ボクシング関係者が、山根氏をもてなすために用意したとされる“おもてなしリスト”の存在については「要求したこともないし、見たこともない」と反論。フルーツやお酒などがズラッと並んだ、モニターの“おもてなし写真”を見ながら、山根氏は「私は、バナナは食べません。遠征の際は、家内がカンロ飴とチョコレートを持たせてくれるので、必要ないんです」と発言し、さらに、辞任を決意した理由や好きな歌手、映画「ゴッドファーザー」についてなど、次々に質問を受ける。
そんな山根氏は、何を答えても笑いを誘うコメント力を見せ、思わずリンゴは「吉本興業とかいかがですか!?」とオファー。すると、「実はあるところからオファーが来ていて…」と芸能事務所関係者から接触を受けていると暴露する。
番組では、「2018年上半期 関西お騒がせ大賞」と題し、今年注目を集めたキャラの濃い関西人たちが続々登場。並みいる強敵たちに交じり、もちろんランクインした山根氏は、意外な反応を見せる。
そして最後に、ボクシングの世界から“完全撤退”した山根氏が、秘めたある思いと共に「これからの人生は…」と気になる今後を激白する。