2018年8月29日、Instagramは「Instagram」アプリ内のヘルプセンターにて、日本語版「保護者のためのInstagramガイド」(以下、Instagramガイド)を公開しました。

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    保護者のためのInstagramガイド

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    Instagramアプリ内のヘルプセンターからダウンロードできます

子どもたちはどうしてInstagramが大好きなの?

Instagramガイドでは、Instagramのサービス概要や基本的な使い方などを子どもを持つ保護者に向けてわかりやすく説明しています。

目次をめくると、「保護者からの質問TOP5」が登場。「子どもたちはどうしてInstagramが大好きなのでしょう?」など、子どもを持つ保護者がInstagramに対して抱く、基本的な疑問に答えています。このほか「Instagramとは?」「なぜ複数のアカウントを持つ子どもたちがいるのか」、そして「嫌がらせを受けたら」などに対するInstagramの見解が記されていました。「自分の子どもがInstagramをやっていて、トラブルに巻き込まれないかなんとなく心配」という保護者もInstagramガイドを読めば、心配事を解消できるかもしれません。

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    なぜ子どもはInstagramが大好きなのかというと、「子どもたちが写真や動画をシェアしたり、それらを通じて友達や仲間と交流いたりすることが大好きだから」だそう

Instagramガイドのローンチを記念して、Instagramはイベントを実施し、Instagram アジア太平洋地域 公共政策マネージャーのヘレナ・レルシュさんが「保護者が子どものInstagram利用とどう向き合うか」について講演しました。

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    Instagram アジア太平洋地域 公共政策マネージャーのヘレナ・レルシュさん

Instagramに年齢制限?

Instagramに年齢制限があることをご存知でしょうか。米国の自動オンラインプライバシー保護法に基づき、Instagramでは13歳未満のアカウント作成を禁止しています。

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    Instagramは年齢制限があります。こうした利用に関する規約は、Instagramのヘルプセンターの「コミュニティガイドライン」から閲覧できます

ヘレナさんは、「ただし、アカウント登録時に年齢確認をしているわけではないので、13歳未満の子どもがInstagramを使用していることがあるのです」と、13歳未満もInstagramを使っている実態を明かしつつ、「アカウントの持ち主が13歳未満であると報告を受け、確認が取れた場合はそのアカウントを削除しています」と語りました。

コメント欄を安全に保つには

保護者にとっては、子どもがSNSを使っていてトラブルに巻き込まれないか心配です。Instagramを安全に活用するためにはどうしたらいいのでしょうか。ヘレナさんは、安全性を保つためのツールとして、コメントコントロール機能を紹介しました。

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    不適切だと思われるコメントは、自動的に非表示になります

Instagramには、AIを活用していじめコメント(外見や人格を攻撃する)や性的な表現を含むコメントなど、不適切なコメントを自動で非表示にする機能を備えています(日本語を含め、9言語に対応)。「設定」の「コメントコントロール」から、「不適切なコメントを非表示にする」の欄がオンになっているか確認しましょう。

自分が投稿した写真や動画に対して、閲覧者がコメントできないよう設定することも可能です。ヘレナさんは、「こうした設定を保護者が子どものスマホに施すことで、SNSのトラブルを回避できる」といいます。

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    子どもが投稿した内容に対して、閲覧者がコメントできないよう設定することも可能です

ヘレナさんはコメントのフィルター機能を紹介したうえで、「とはいえ、Instagramの体験は非常に前向きなもの。コメントも、相手に対する応援や称賛するものがほとんどなのです」と付け加えました。

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    Instagramでもっともよく使われる絵文字はハートマークだそう

オーディエンスを管理する

もうひとつ大切なのは、オーディエンスを管理すること。Instagramでは、動画を配信できる「ストーリー」で、動画を見てほしくない人がいる場合は個別に「非公開」にする「ストーリーズコントロール」機能があります。ヘレナさんは「ストーリーの非公開機能はわたしのお気に入り。自分が誰とどこに旅行へ行ったのかといった投稿を、誰に公開するのかをコントロールできるのです」と誇らしげでした。フォロワー全員に自分の投稿を見せるのではなく、自分が見せたい人を選んで、自分の責任で動画を投稿することが望ましいですね。

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    自分の投稿を誰に見せるのか、しっかりと考えて投稿したいところです

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    アカウントをブロックすることもできます

二段階認証を設定しよう

ヘレナさんは、保護者に「Instagramアカウントのハッキングを受けた」「アクセスできなくなった」という報告が多いことをあげ、「アカウントを安全に保つために、SNSのアカウントに関するパスワードを堅牢なものにするべきだ」と言います。また、ヘレナさんは「二段階認証」を使うことを推奨しました。Instagramの「設定」から、「二段階認証」を選び、端末などと紐づけておくとよいでしょう。

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    アカウントを乗っ取られないようにするにはどうしたらよいのでしょうか

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    Instagramが提唱するセキュリティに関する7つのヒント。パスワードの定期変更についてはさまざまな議論がありますが、Instagramとしては「堅牢なパスワードを設定し、それを定期的に変更することが望ましい」という見解

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    Instagramは2段階認証をすすめています