タムロンは8月31日、デジタル一眼レフカメラ用の超広角ズームレンズ「SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A041)」を発表した。2014年12月に発売した「SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD (Model A012)」の改良版で、オートフォーカス性能の向上や手ぶれ補正機構の強化、ゴーストやフレアなどの抑制を図った。
希望小売価格は税別16万円。発売日は、ニコン用が9月21日、キヤノン用が10月12日の予定。
超広角ズームながら手ぶれ補正機構を搭載した高性能レンズの改良版(G2)モデル。定評のある光学性能を継承しつつ、このレンズのために開発した特殊コーティング「AXコーティング」を施すことで、ゴーストやフレアの発生を大幅に低減し、抜けのよい写りが得られるようにした。
アルゴリズムの改良でオートフォーカスの速度や精度を高めたほか、レンズ内手ぶれ補正の補正効果を4.5段分に高めた。レンズは簡易防滴構造を継承し、雨天でも撮影できる。最短撮影距離はズーム全域で0.28m。
レンズのデザインは、販売中の大口径ズームレンズ「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A032)」や「SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A025)」と同じ質感の高いデザインに変更した。最大径は98.4mmで、長さは約142.5mm、重さは約1,100g(数値はいずれもニコン用)。