BIGLOBEは8月30日、「年齢に関する意識調査」の結果を発表した。調査は7月23日~25日、インターネットを利用する10代~50代のスマホユーザー1,500名(性年代別均等割付)を対象に、インターネットによるアンケート方式で行われた。
希望する寿命の平均は77.1歳
はじめに、「何歳まで生きたいですか?」と尋ねたところ、「80~84歳」(25.5%)が最も多く、次いで「70~74歳」(13.2%)、「85~89歳」(11.2%)、「100~109歳」(9.5%)と続いた。希望する寿命の平均は77.1歳となり、厚生労働省が発表した平均寿命(男性81.1歳、女性87.3歳)を下回る結果に。長寿化している現状に対して、長生きすることを望まない人が多いことが明らかとなった。
年代別の特徴としては、10代は100歳以上の寿命を希望する人が多く、約5人に1人(18.7%)が「100歳以上」と回答。他方、20代・30代では、「60歳未満」(20代15.3%、30代11.7%)の割合が他年代よりも高かった。
「老後に不安があるか」を聞くと、実に82.6%が「ある」(「ある」48.7%、「少しある」33.9%)と回答。最も不安に思うことは、「老後の資金」で76.9%。次いで「年金制度」(68.8%)、「病気・怪我」(61.9%)、「親の介護」(41.1%)と続き、金銭面や健康面に不安を抱えている人が多い結果となった。
仕事をリタイアするなら、62歳で
「何歳で仕事をリタイアしたいですか?」という問いに対しては、「60~64歳」(29.0%)や「65~69歳」(27.2%)と回答した人が多く、平均年齢は62歳となった。
年代別に見てみると、最も高齢だったのは、定年間近の50代で平均65.6歳。一方、最も早くリタイアしたいのは20代で、平均56.9歳という結果に。また、10代も58.9歳と全体平均を下回るなど、若い世代では、早めにリタイアしたいと考えている人が多い傾向がうかがえた。