女優の土屋太鳳と芳根京子が30日、W主演を務める映画『累-かさね-』(9月7日公開)の公開直前イベント「劣闘甲子園」に、佐藤祐市監督と共に登場した。
同作は松浦だるまによる人気コミックを実写化。天才的な演技力を持ちながらも、醜い容貌にコンプレックスを抱いて行きてきた淵累(芳根)と、美貌に恵まれながらも女優として花開かずにいた舞台女優・丹沢ニナ(土屋)が、キスすると顔が入れ替わる不思議な口紅を使うことで、運命が変わっていく。
土屋は「キョンちゃん(芳根)と向き合う瞬間に通う心や感じるものがすごくあって。向き合った時のキョンちゃんのパワーに爆発力があるので、そのパワーにすごく救われた。何かを話し合って試してみるというよりも、向き合ってた時間が重ねとニナの現実につながった」と振り返る。
芳根も「話し合うことも必要な場面で話してましたけど、お互いが察するというか。お互いのいいところを吸収しあって、言葉以外のところの、心で作りあげていった印象が強い」とW主演について語った。
イベントでは2人が「アタシは上りつめてやる! 高くかさねろ! カップ"かさね"バトル」「美しいのはアタシよ! 美しい顔"福笑い"バトル」「そのキス全てが反転する? 禁断のキスで"風船割り"バトル」の3本勝負を行い、勝ったほうが高級焼肉券をもらうことに。カップかさねバトルでは、最初タワー状にしていたものの、途中で崩れてしまった芳根が直線にカップを重ねていき、勝利する。
また福笑いバトルでは目の位置が良かった土屋が勝利。最後の風船割りでは、土屋が風船を割るピンをマイクと間違えてしゃべりそうになってしまうというマジボケも。土屋58個・芳根60個という僅差で最終的に芳根が勝利することとなった。「いい運動でした」と振り返る芳根だが、焼肉券を受け取ると「太鳳ちゃんと行きたい。一緒に行きませんか?」と誘い、結局2人で焼肉に行くというラブラブな結末に。フォトセッションの際にも手をつないで登場するなど、仲の良い様子を見せていた。