JR西日本はこのほど、法人向けネット予約「e5489コーポレートサービス」を11月から開始すると発表した。同サービスの利用により、各企業は出張時の列車の手配や経費の精算などの業務効率化が図れるという。

  • 「e5489コーポレートサービス」の流れ

企業側にとっての「e5489コーポレートサービス」のメリットは2つあり、ひとつは社員が「e5489」で予約したきっぷの内容と受け取った情報を一括でダウンロードできること。これにより、各企業は利用実績の管理が簡単になり、次に同様の出張が生じた際にこれまでのデータを参考にすることができる。

もうひとつのメリットは、社員が利用したきっぷの代金を法人単位で月ごとに一括精算できること。これにより、会社の経理部門の業務を大幅に削減できる。一括清算のほか、利用者ごとに登録したクレジットカードによる精算や、精算委託会社を介した精算も可能だ。利用には企業単位での入会が必要だが、入会費や年会費はかからない。入会した企業の社員が「e5489」で列車を予約する際の方法は従来と変わらない。サービスの内容や入会条件などは「e5489コーポレートサービス」案内ページで確認できる。