フジテレビ系アニメ『ちびまる子ちゃん』の原作者として知られる漫画家・さくらももこさんの訃報を受け、ダンス&ボーカルグループ・三代目J Soul Brothersの山下健二郎(33)が、28日に放送された日本テレビ系情報番組『ZIP!』(毎週月~金5:50~8:00)で、さくらさんのエッセイに関するエピソードを告白した。
27日、さくらももこさんが15日に乳がんのため亡くなったことが明らかになった。53歳だった。
『ZIP!』では、まる子の声優を務めるTARAKO、さくらさんの小学校時代の同級生でケンタのモデルとなったサッカーFC東京監督・長谷川健太氏のコメントのほか、さくらさんの地元である静岡市清水区や中国・上海の街頭インタビューを通して、悲しみの声を伝えた。
VTR明けでコメントを求められた山下は、「アニメももちろん観ていたんですけども」と切り出し、特に『もものかんづめ』『さるのこしかけ』『たいのおかしら』といったさくらさんのエッセイへの思い入れが強いという。
幼少期、本を読まなかったことを親に心配され、最初に勧められたのが『もものかんづめ』だった。山下は当時を思い出しながら、「それを読んだきっかけで本を好きになったので、先生には非常に感謝しています」と胸の内を明かしていた。