音楽デュオのコブクロが、唐沢寿明主演のテレビ東京系10月期ドラマ『ハラスメンドゲーム』(毎週月曜22:00〜)主題歌を務めることが28日、わかった。

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同作はスーパー業界大手老舗会社「マルオーホールディングス」の“コンプライアンス室”の室長・秋津渉(唐沢寿明)が「パワハラ」「セクハラ」「マタハラ」などの事件に真っ向から挑み、持ち込まれる難問・奇問を独自の手法と視点で解決していく。

楽曲タイトルは「風をみつめて」(11月7日発売)。コブクロの通算30枚目となるニューシングルで、「ハラスメントゲーム」のために特別に書き下ろされた渾身のバラードだという。コブクロはドラマの台本を読み込み、監督やプロデューサーと曲のイメージやコンセプトを何度も話し合ったという。

コブクロ コメント

「風をみつめて」
テレビ東京開局55周年特別企画ドラマBiz『ハラスメントゲーム』の書き下ろし主題歌として作らせていただきました。
今の時代が良い時代なのか? 悪い時代なのか? それは、先人たちに訊いても解らない、難しい問いです。今よりも苦しかったけれど、良い時代だったと答える人も、今の方が豊かだけれど、何かが足りないと答える人も居るでしょう。この時代に吹く風の中を真っ直ぐ歩く事は、容易ではありません。頑張れば頑張るほど、見えないところに生まれている歪(ひずみ)に気付いた時、決して失いたくないと最後まで抱きしめているものは何なのか? それは、どんな時代も変わらない「明日への希望」なのではないかと思います。昨日の明日である今日が、例え苦しくても、例え幸せでも、今日を大切に生きてこそ感じるものかもしれません。ビルの陰、誰の目にも留まらなくても、踏み潰された後も、止まない雨の後も、光を探し空に向かって咲くシロツメクサのような強さが僕等には足りないから、自分を守り、自分と戦う為に「言葉」を持つのだと思います。心のかたちが違う様々な人がいてこそ、社会。しかし言葉は、誰かを傷つける為ではなく、「明日への希望」をつなぐ為にあると信じている、そんな願いがメロディーに乗って届くといいなと思います。

唐沢寿明コメント

「明日が良い日であります様に」という、とてもシンプルな 言葉の中に頑張っている人たちに向けた応援歌のような心強さを感じました。 立ち止まったり、時には間違った道を進んでしまっても、きっといつかは一歩先に進んでいけるという思いが伝わってきます。
今回のドラマの中で、どんなシーンにこの曲が流れてくるのか、自分自身もとても楽しみにしています。