ーーマタニティインナーを選ぼうとお店に行くと、「いろいろな種類がズラリと並んでいて、それぞれの違いがわからない」との声が、とても多いです。
小林さん
まず、引き締める部位によって、種類が違います。大きく分けると、骨盤だけ引き締める種類のものと、おなかやウエスト、太ももを引き締める種類のものがあり、それぞれ使う時期が違います。骨盤だけ引き締めるものは、産後すぐに使います。おなかやウエスト、太ももなど他の部分を引き締めるものは、産後1ヵ月頃から使います。
ーー産後すぐに使う、骨盤だけを引き締めるものには、どのようなアイテムがありますか?
小林さん
「骨盤ベルト」「骨盤サポーター」が代表的ですね。それぞれ形が違い、骨盤ベルトは、巻く形で止めるだけなので、着けたり外したりが簡単にできて、服の上からも着けることができます。骨盤サポーターは、筒状の腹巻きのような形なので、着けた違和感が少なく、寝ている時もズレにくいのがメリットです。
ーーその次に使う、おなかやウエスト、太ももを引き締める種類のものは?
小林さん
履くタイプの「ガードル」、おなかまわりに着ける「シェイパー」が代表的です。
履くタイプのガードルは、ウエストから太ももまでトータルにシェイプアップできます。
シェイパーはおなか・ウエスト周りを集中的に引き締めてくれるアイテムです。
ーー「ガードルは履いたことがないから、キツイのでは?」と心配したり、「妊娠中は試着できないので、どのくらいの引き締め度なのかわからない」との声も多いです。
小林さん
ガードルを履いたことがないママからは、キツくて息苦しくなるのでは、と心配される声をよく聞きますが、マタニティインナーのガードルは、一般向けガードルとは作り方が違うので心配ありません。しっかり産後の体型を引き締めつつも、息苦しくなく動きやすいように作られています。産後はガードルを着けていたほうがラク、との声が多いんですよ。
引き締め度については、ピジョンではしっかり引き締める商品とラクな着心地の商品を、それぞれ「しっかり体型を戻したいママに」「かんたんに引き締めたいママに」とパッケージに表示していますので、参考にしてください。