デンソーセールスは8月27日、ドライブレコーダー「DN-PROⅣ」を発売した。全国のデンソーセールスおよびデンソーサービス店などで販売する。価格はオープンで、推定市場価格は49,800円前後(税別)。2014年に発売したドライブレコーダー「DN-PROIII」の後継機種にあたり、新たにHDR撮影が可能となった。

DN-PROⅣのパッケージは、車の前方に取り付ける前方用カメラと、車内でドライバーを撮影するための室内用オプションカメラの2つを同梱している。前方用カメラの画質はフルHD(1,920×1,080ドット)、HD(1,260×720ドット)、QHD(960×540ドット)から、フレームレートは22fpsか11fpsから選択可能だ。画角は水平112度、垂直65度。

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    DN-PROⅣの前方用カメラ

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    DN-PROⅣの室内用オプションカメラ

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    左が前モデル「DN-PROIII」の映像、右が「DN-PROⅣ」の映像

前方用カメラの映像は、ビュワーソフト上で部分拡大や倍速再生できる。前方用カメラのみ利用したときの録画時間は、フルHD / 22fpsで約500分、QHD / 11fpsで約2,430分(パッケージに付属する32GBのmicroSDHCカードを利用した場合)。

DN-PROⅣのビュワーソフトは、ドライバーのわき見や居眠りなどを取り締まるドライバーステータスモニター「DN-DSM」と連携可能。検知回数をソフトに記録し、大きな事故に繋がる可能性のある危険運転の傾向を把握して教えてくれる。

車内用オプションカメラの画質はHDかSD、フレームレートは1fps、5.5fps、11fpsから選べる。画角は水平120度、垂直68度。