アイドルグループ・関ジャニ∞の新曲「タカラモノ」(9月5日発売)が、カンテレ開局60周年記念のテーマソングに決定した。
この曲は、関ジャニ∞のニューシングル「ここに」のカップリング曲で、8日に放送された同局のバラエティ番組『関ジャニ∞のジャニ勉』(毎週水曜24:25~ ※関西ローカル)のエンディングで初出しした。
大阪出身のボーカルユニット・ベリーグッドマンが提供したもので、の楽曲で、歌詞にカンテレ開局60周年のキャッチコピーにちなんだ “HAPPY” の言葉も盛り込まれている。今後、カンテレのさまざまな番組やPRで流れる予定だ。
さらに、大阪市北区のカンテレ本社の目の前にある日本一長い商店街・天神橋筋商店街とのコラボも決定。11月17・18日の2日間にわたって開催される『開局60周年! カンテレ8ppy大感謝祭』のメインMCを、東野幸治とともに務める横山裕が「天神橋筋商店街でお買い物の皆さん、こんにちは! 関ジャニ∞の横山裕です。関ジャニ∞が歌っているカンテレ開局60周年記念テーマソング『タカラモノ』お聞きください!」と商店街の人に呼び掛ける音声が、「タカラモノ」とともに9月1日から11月18日まで商店街で流れる。
今回の楽曲について、横山は「あったか~い。そして、ハートフルなね、そういう印象を受けました。この曲がカンテレさんの60周年のテーマソングになるっていうことで、やっぱり大阪では、すごいいっぱい流れると思いますし、大阪の皆さんでこの曲を育てていただければありがたいなぁと思います!」とコメント。
村上信五は「関西弁の曲がある中で、ありそうでなかったタッチの曲。僕らの関西弁の曲はめっちゃバラードかイケイケかどっちかだったんで、間のとれている曲だなと思いましたんで、どこを切り取っても聞きやすい曲だと思いますね」といい、「ほんまに大層になってきたな…っていう感じですけどね(笑)。長いお付き合いということと、番組がずっと終わらずに、特番も含めて色々続けさせていただいてますので、よくぞ今回も任せてくれたなって、ありがたく思いますね」と笑顔を見せた。
丸山隆平は「長年、一緒に歩んできたカンテレさんですから、ちょっとでも花を添えられたらという気持ちでね。ベリーグットな曲でしょ(笑)? でも、すごい難しい曲やったから、結構苦労しました。上と下のハモリを両方やってるんやけど、すごい難しいから。それをちゃんと聞いてほしいです(笑)。関ジャニ∞の皆、実はすごいことをやってるんだよって(笑)」。
安田章大は「今の自分を作ってきてくれた33年分に関わってきてくれた人の顔がたくさん浮かんできます。しんどい時は独りだと思いがちで、ココロを塞ぎたくなる時も多々あるだろうけれど、この曲はそんな時のココロの支えになってくれて、いつもそばに寄り添ってくれる。そんなところが聴きどころです」と話し、カンテレへ「開局60周年おめでとうございます。1つ1つが丁寧でなければ、続けることはできないことを、実感しながら日々向き合ってる今です。60年の中でたくさんの波があったと思いますが、この先もどんな荒波も、人との繋がり、“人情”で乗り越えて行ってください」とエールを送った。
錦戸亮は曲の聴きどころについて「空気感じゃないですかね。フワッとした。ほっこりするというか。曜日で言うと、日曜日っぽい感じ。お風呂で言ったら39度くらい(笑)。ゆっく~り入れるぐらいのね」と語り、「本当にカンテレには昔からお世話になって、今もお世話になってるし、60周年というタイミングで、こうやって僕らが歌を担当させていただけることが、すごくうれしいです。70周年もあるんやったら、そん時もまた一緒にできたらうれしいなと思います!」。
大倉忠義は「あったか~い感じの曲。あとは感謝の気持ちの詰まった曲だから今の俺らの気持ちにぴったりやし、皆さんにも響いてくれるとうれしいですね。カンテレさんの60周年のキャッチフレーズの“ハッピー”が歌詞にもあるけど、“ハッピー”っていうのは一番いいことですからね。皆、幸せの定義ってのを分からずに生きてますから。そういうのを、ちゃんと改めてね、『思い知ろうや!』っていうことで(笑)。テレビ局が、こうやって幸せを届けるっていうのは、やっぱり素敵なことことだなあと思いますね」と感想を語った。
さらに、メンバーそれぞれの“タカラモノ”について聞くと、「僕たちや僕に関わってくれている全ての人たちですかね。やっぱり縁というものは、僕にとっては宝物かなと思います」(横山)、「時間ですね。時間があるというのも、ないというのも、自分のとらえ方次第だと思いますから。実り良く使えるかはどうかは自分の在り方かなって思いますので、そういう意味で『時間』ですかね」(村上)、「皆の笑顔かな。皆が笑顔になるってことが、僕たちが仕事をしていく上での生きがいというか、やりがい」(丸山)、「血縁関係問わず、心の距離が近い人たち」(安田)、「経験!良いことも悪いこともありましたけど、たぶん僕の今を作ってるのは経験しかないので。やから、経験がタカラモノかな」(錦戸)、「やっぱりメンバーとファンじゃないかな」(大倉)と、それぞれ明かしている。