東京・ベルサール秋葉原で開催されている「平成仮面ライダー20作品記念フェスティバル」にて25日、『仮面ライダービルド』キャストによるスペシャルトークショーが行われ、イベントに参加した東映の大森敬仁プロデューサーから、ついに26日に放送となる最終回の見どころが語られた。※第47・48話のネタバレを含む箇所があります。ご注意ください。
「平成仮面ライダー」19作目として、2017年9月3日に放送スタートした『仮面ライダービルド』。平成ライダー史上最高のIQ(知能指数)を持つ天才物理学者・桐生戦兎/仮面ライダービルドが、火星で発見された謎の「パンドラボックス」によって日本が「東都、北都、西都」と3つの首都に分断されてしまった世界を舞台に、謎の怪人「スマッシュ」との戦いを繰り広げてきた。万丈龍我/仮面ライダークローズ、猿渡一海/仮面ライダーグリス、氷室幻徳/仮面ライダーローグの3人のライダーも加わり、地球外生命体エボルトとの戦いも最終局面に。第47・48話では、凄絶な戦いの中で、一海、幻徳、そして万丈までもが……。果たして、最終話で描かれる「ビルドが創る明日」とは。
大森プロデューサーは最終回について、「今のまま終わっちゃうと本当に悲壮感しかないじゃないですか。明日見ていただければ、『すべてここに向かってきていたんだな』というのがわかっていただける最終回になっています。みなさんの中で『ビルド』を完結させていただけたら」とコメント。
一方、24日に開催された「平成仮面ライダー20作品記念フェスティバル前夜祭」では桐生戦兎役の犬飼貴丈が、「(最終回は)物語の終わり方としてはすごく美しく、好きな終わり方。台本を読んで鳥肌が立ちました」と語っていた。
脚本家・武藤将吾氏が繰り出すハイスピードで展開するストーリーと、ハードなドラマの中で際立つ魅力的なキャラクターたちの"ベストマッチ"の果てに、『ビルド』がどのような結末を迎えるのか、大いに期待したい。
さらに、大森プロデューサーから「放送後には『ビルド』関する新しいお知らせも楽しみにしてほしい」との期待をあおるコメントも飛び出した。
『仮面ライダービルド』最終話「ビルドが創る明日」は、8月26日あさ9時よりテレビ朝日系にて放送。
なお、「平成仮面ライダー20作品記念フェスティバル」は8月26日も、ベルサール秋葉原で開催(入場料:無料)。14:30から『仮面ライダービルド』キャストによるスペシャルトークショーを実施し、犬飼貴丈、赤楚衛二、武田航平が登壇する。また、ジオウとビルドが活躍するヒーローショー(約10分)や、子どもを対象にしたハイタッチ会なども実施される。歴代ライダーの変身ベルトや『ジオウ』関連商品をはじめとする展示コーナーや、平成20作品を記念したTシャツ、タオルなどの物販コーナーも人気となっている。