女優の石原さとみ、貫地谷しほり、木村多江が、日本テレビ系大型特番『24時間テレビ41 人生を変えてくれた人』(25日18:30~26日20:54)で、ナレーションを担当する。

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    (左から)貫地谷しほり、石原さとみ、木村多江

貫地谷が担当するのは、「がんと生きる 山下弘子さん~最愛の夫と過ごした10か月~」(25日20:20ごろ)。19歳の時、あばら骨から骨盤に及ぶ19cm、巨大な2kgのがんが見つかり、「余命半年」と宣告された弘子さんは、転移と再発を繰り返したが、国内外へ旅行に行ったり、富士登山をしたりと、自分が本当にしたいことを次々と叶えていった。そんな彼女の人生を変えた人は、後に結婚をする男性との出会い。今年の3月、弘子さんが天国に旅立つまで歩みつづけた2人の10か月の結婚生活が明かされる。

貫地谷は「山下弘子さんと旦那さん…2人の絆を汚さぬよう、そして2人の生き方が視聴者の皆さんにより伝えられるよう務めました。2人の歩みをお伝えするために、冷静に読むことを心がけたのですが…旦那さんの思いを考えるとこらえきれない部分もありました。弘子さんは自分の命が尽きるその時まで、精いっぱい“今を生きた女性”だと思います。今回ナレーションを担当させていただいて、私ももっともっと日々、一日一生だと思って過ごさなきゃいけないということを教えてもらった気がします」と感想を語っている。

木村が担当するのは「末期がんで天国へ旅立った4歳少女『余命4か月』家族が選んだ道とは」(26日14:30ごろ)。2013年に生まれた一華ちゃんは、2年後に「神経芽腫(しんけいがしゅ)という小児がんの一種と診断され、17年8月には脳と脊髄にがんが転移。余命4か月と宣告され、薬の投与によって副作用を伴う延命治療を続けるか、それとも、延命をあきらめ痛みだけをとるか…家族はつらい選択を迫られていた。

木村は「一華ちゃんは短い生涯でしたが、彼女の笑顔は家族に笑顔をもたらし、今も、これからも、ずっとご家族の心に焼き付いています。そんな一華ちゃんの“生きた証”を感じました。愛する一華ちゃんをどんな時も明るく、気丈に支え続けるご家族、そしてお母様(聡味さん)の“母としての強さ”にも感銘を受けました。同じような境遇のご家族も多くいると思います。前に進む希望を教えてくれた一華ちゃんとご家族をこらからも応援していきたいと思います」とコメントした。

そして、石原が担当するのは「山中教授とラグビー平尾誠二の友情と絆 人生を変えた親友の言葉」(26日15:30ごろ)。iPS細胞の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授の「人生を変えてくれた人」である“ミスターラグビー”平尾誠二さん。大学時代に平尾さんに憧れてラグビー部に入部したほど大ファンで、雑誌の対談をきっかけに親友となったが、15年9月、平尾さんに胆管がんが見つかり、告げられた余命は3か月。山中教授は、平尾さんを救うべく奔走する。

石原は「iPS細胞に興味を持ち、山中先生の人生や研究を、本やDVDや番組などで学ばせていただきました。そして、うれしいことに何度もお仕事をご一緒させていただきました。優しくて穏やかで体の中の全ての疑問に対し、とても丁寧に分かりやすく答えてくださりました。研究などでご多忙の山中先生の心には、平尾さんとの友情や絆、そして10月20日をきっかけに、さまざまな決意をされたのだと思い、ますます山中先生の研究を応援したくなりました。ナレーションという立場で、お2人の絆を視聴者の皆さまにお伝えすることができ感謝いたします。どうか多くの方に観ていただけたら幸いです」とメッセージを寄せている。