本日8月25日(土)の午後9時より、土曜プレミアム(フジテレビ系)にて放送される『ワンピース エピソードオブ 空島』。放送直前に迫った今回は、エネル役を担当する森川智之のコメントを紹介しよう。
●放送直前!エネル役・森川智之のメッセージ
――アニメでのエネルを演じられるのは約15年ぶり(※空島編の初放送は2003~2004年頃)になりますが、改めて演じられた感想をお聞かせください
エネルは僕にとっては特別なキャラクターなので、とても楽しかったですね。エネルのような特徴的なキャラクターは普段演じる機会が少ないので、改めて演じてみてとても新鮮でした。『ONE PIECE』では僕が普段やらないようなキャラクターを演じさせてもらえるので(※)、楽しく演技させてもらっています。
※森川は、エネル以外に魚人族のはっちゃんも担当。
――改めて「空島編」を収録する、という話を聞いた際、どのように思いましたか?
15年前に一度演じたストーリーを改めて同じ役としてアフレコする機会なんてなかなかないことなので、タイムマシーンがあったら当時の自分に「15年後、もう一回録るよ!」と教えてあげたいです!こんなチャンスをもらえたのも世界中に愛される『ONE PIECE』の人気あってのことなので、とてもありがたいです。ちなみに、プロデューサーさんからは「以前よりさらにエネルの悪役感が出せている」と言われました(笑)。
――エネルを演じる上で、15年前と比べて変化などはありましたか?
エネルとして、力をかけるポイントがわかるようになってきて、メリハリをつけて演じられるようになったと思います。当時はセリフひとつひとつに全力投球で、エネルの余裕あるゆったりとした話し方も「精一杯、余裕を演じていた」んです。今は強弱のポイントが分かってきて、エネルの独特な雰囲気をより自然に表現できるようになったと思います。
――エネルの印象的なところはどこでしょうか?
独特な技名や笑い方ですね。15年前に初めてエネルを見て、その2点が特徴的で面白いキャラクターだと思いました。人を見下したような話し方や笑い方は、原作の雰囲気をしっかり再現できるよう模索しながら、僕自身も楽しんで演じさせてもらいました。エネル以外にも『ONE PIECE』には独特な話し方をするキャラクターがたくさんいて、本当に“遊び”が多い作品だと思っています。
――久しぶりの『ONE PIECE』のアフレコ現場はいかがでしたか?
今も昔も変わらず、楽しい現場だと改めて思いました。レギュラーではない重要キャラクターとして、思いっ切り自分の演技をできるのは、麦わらの一味のキャストさんをはじめ、みなさんが作ってくださる雰囲気のおかげだと思います。お互いに年は取りましたけれども(笑)。ゲームなどでエネルを演じる機会はあったのですが、それは個人での収録がほとんどなので、やはりみなさんが揃っている現場の方がいいですね。懐かしく、「戻ってきたな~」と感じました。
――最後に夏スペシャルの見どころを教えてください
「空島編」は、過去と現在のエピソードが重なる部分がファンの心を惹きつけていると思います。そんな魅力的な「空島編」をギュッと2時間に凝縮し、みなさんの期待にお応えできる展開になっていると思います。セリフも一から録り直していたり、さらにはオリジナル展開もあります!15年前に見てくださっていた方は当時との違いを楽しんでいただき、今回初めて見てくださる方はぜひ期待して見てほしいと思います。
空に浮かぶ伝説の島“空島”を舞台にルフィと麦わらの一味が大冒険を繰り広げる『ワンピース エピソードオブ 空島』は、2018年8月25日(土)の午後9時~11時10分放送予定。各詳細は公式サイトにて。
(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション