アイドルグループ・Sexy Zoneの中島健人が、漫画家・石ノ森章太郎の半生を演じる日本テレビ系『24時間テレビ41ドラマスペシャル「ヒーローを作った男 石ノ森章太郎物語」』(きょう25日21:00ごろ放送)。今月クランクアップを迎え、完成版をいち早く視聴した中島が、作品への思いと見どころを語った。

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    『ヒーローを作った男 石ノ森章太郎物語』主演のSexy Zone・中島健人=日本テレビ提供

完成版を見て「タイトルにも『ヒーローを作った男』の物語とあるように、いろんな意味で“日本中の人たちの憧れ”が全てつまったドラマになっているなと感じました」と感想を語る中島。自身も、『仮面ライダー』『戦隊シリーズ』『サイボーグ009』といった作品に憧れを抱いていたそうだが、「僕だけでなく日本中の方たちが、憧れ続けてきたその作品たちの“起源”を知ることができる作品になっていると思います。ヒーローへの憧れだけでなく、家族愛や友情や将来の夢とか、いろんな憧れがつまった作品になったとあらためて実感しました」という。

また、「石ノ森先生はいつも楽しそうに漫画を描いていた、と聞いていましたので『本当に漫画が好きで、愛している』という気持ちを持って演じることが大事だと思いました」という意識で臨んだそう。「漫画を描いている場面もたくさんありましたが、実際にある作品の途中を描くわけですから、その作品のストーリーや人物の設定を前もって理解して、石ノ森先生の気持ちになって描けるように心がけました」と、役づくりを明かした。

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章太郎の姉・由恵役の木村文乃=同

そんな今作は「本当に涙が止まらなくなる作品になったと思います。特に(木村文乃演じる)姉の由恵さんとのシーンでは、自分自身も演じていて、深い悲しみを感じました。こういう経験は初めてのことだったので、ある意味、(今年のテーマである)“人生を変えてくれた”ドラマになりました」と、自身のキャリアの中でも大きな作品になった模様。「ご覧いただいた視聴者の方々も、涙が止まらない作品だった、と思っていただけたらうれしいです」と呼びかけた。

劇中では、赤塚不二夫役の林遣都とのシーンも多いが、「2人で演じたあるシーンでは、何というか、身も心も裸になった場面があるので、ぜひ楽しみにしていただきたいと思います」と予告。「石ノ森先生と赤塚氏の2人の友情物語も、このドラマの大きな見どころの1つです、本当に期待していただきたいと思います」とメッセージを寄せている。