育休パパと二人三脚でピンチを乗り越えた!〜母乳育児体験記

赤ちゃんの体重が増えない!不安のスタート

初めての出産だったので、母乳育児に具体的なイメージを持てず、出産したら母乳は自然と出て、赤ちゃんも自然と飲んでくれるものだと思っていました。 出産した産院では、授乳室にママと赤ちゃんが授乳時間に集まり、助産師さんのアドバイスを受けながら授乳をし、母乳を赤ちゃんが飲んでいるかどうか、授乳の前後で体重を量り、足りない分はミルクを足すスタイルでした。最初の授乳の時、5分ほど赤ちゃんにおっぱいを吸わせ、吸っている感覚はあったのですが、量ってみたらなんと1グラムも増えていなかったんです!もう一度やってみましょう、とのことで、あと5分ほど吸わせてみたのですが、ほんの数グラム増えただけ。ショックでしたね。退院するまで、20グラム増えれば「今回はたくさん増えた」という感じでした。

助産師さんの指導で、授乳の後も、手でさく乳をしていたのですが、あまりにも時間がかかるので、見かねた母がさく乳器を買ってきてくれました。手に比べると、圧倒的に楽にさく乳できるので感動しました!

余った母乳、痛い乳首…さく乳器が大活躍

退院後、3時間おきに授乳するようになりましたが、まずは直接おっぱいから飲んでもらうように頑張って、その後にさく乳もしていました。徐々にさく乳する量は増えてきたので、母乳は出るようになってきた実感がつかめました。ですが、毎回授乳の後にまだおっぱいに母乳が残っているということは、赤ちゃんはきちんと飲めていないのでは?と不安でした。ミルクも足していましたが、基本的には直接おっぱいをあげた後は、さく乳して保存してあった母乳を哺乳びんであげていました。 できる限り、おっぱいを吸ってもらおうと頑張っていたのですが、そのうち乳首が痛くなってきてしまいました。そんな時にも、さく乳器は大活躍でした!直接おっぱいをあげることを時々休ませてもらって、哺乳びんから母乳をあげていました。さく乳した母乳があったので、つらい時に安心して休めて、ありがたかったです。痛くなった乳首には、乳頭保護オイルを買ってきて塗っていました。

悪戦苦闘の日々も、1ヵ月で母乳だけに

そんな感じで、まずは直接おっぱいをあげてから、哺乳びんで保存してあった母乳を飲ませ、その後にさく乳をしていたので、1度の授乳に1時間以上かかっていました。いつ寝ているのかわからない状態になっていましたね。 つらかったのですが、夫が育休を取ってくれて、夜も一緒に起きて授乳を手伝ってくれたので、何とか頑張ることができました。私が直接おっぱいをあげている間に、保存してあった母乳を哺乳びんに入れて準備してくれたり、後片付けをしてくれたり。もちろん、夫が赤ちゃんに授乳をしてくれることもありました。オムツ替えも、ほとんどやってくれました。 本当に悪戦苦闘の日々でしたが、1ヵ月ぐらいでほぼ直接おっぱいからの授乳でいけるようになりました。1ヵ月健診で体重が増えていたので、ホッとしましたね。そこからは順調で、3ヵ月の今では「母乳は楽だな」と思っています(笑)。