養命酒製造はこのほど、「ビジネスウーマンの夏バテ」に関する調査結果を明らかにした。同調査は7月4日~10日、全国の20歳~39歳の未婚のビジネスウーマン1,000名を対象にインターネットで実施したもの。
夏バテ(夏の暑さによって体調がすぐれないこと)をどの程度感じているか尋ねたところ、58.9%が「非常に感じている」または「やや感じている」と回答した。
食欲が減退し、冷たいものやあっさりしたものしか受け付けなくなる「胃バテ」を感じているか聞くと、「非常に感じている」「やや感じている」と答えた割合は合計で38.0%だった。冷たいものばかり摂(と)り、冷房で冷えた体をさらに冷やしてしまうことで起こる体調不良「冷えバテ」を「非常に感じる・やや感じている人」は41.4%だった。
夏の紫外線や冷房による乾燥、冷えによる血行不良が原因で肌の調子がすぐれない「肌バテ」を感じるか尋ねると、62.9%が「非常に感じている」または「やや感じている」と答えた。
職場でのストレスがたまり、体調がすぐれない「職場ストレスバテ」を感じている人は64.4%だった。職場ストレスバテを感じている人に日ごろ感じている不調を聞くと、「疲れやすい体質になった」(65.2%)が最も多く、「疲れが肌に出る」(61.5%)、「体力が衰えた」(58.9%)、「イライラする」(49.4%)が続いた。
どのような夏バテ解消術を行っているか尋ねると、58.2%が「こまめに水分補給」と答えた。次いで「しっかり睡眠をとる」(32.5%)、「エアコンの温度を適温にキープ(下げすぎない)」(29.5%)、「冷たいものを食べすぎない・飲みすぎない」(22.0%)、「夏野菜たっぷりの料理を食べる」(20.0%)となった。