ベネッセコーポレーションとプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパンはこのほど、「共働き意識調査」の結果を明らかにした。同調査は6月、0~10歳までの子を持つ20~40代の有職女性267名を対象にインターネットで実施したもの。
日々、仕事と家庭の効率化を行ってできた時間を何に使いたいか尋ねたところ、最も多い回答は「自由な(追われない)時間」(76.4%)だった。次いで「子どもとの時間」(43.3%)、「心のリセットの時間」(41.4%)となった。
両立生活の中で悩んでいる・困っていることについて聞くと、1位は「自分のストレス・健康」で、次いで「料理(家事)」、「掃除・片付け(家事)」、「子どもの急病」と続いた。
家事分担について、自身と夫(パートナー)のおおよその割合を尋ねたところ、最も多い回答は「自身が9、夫(パートナー)が1くらい」(25.1%)だった。次に多いのは「自身が8、夫(パートナー)が2くらい」(22.4%)、「自身が7、夫(パートナー)が3くらい」(19.8%)で、約8割の女性が7割以上の家事を負担していることがわかった。
子どもが病気の時に看病はどうしているか聞くと、79.1%が「母親が仕事を休んで看病する」と答えた。「母方の祖父母に頼む」は24.7%、「母親と父親と交代で休んで看病する」は12.9%で、「父親が仕事を休んで看病する」はわずか8.4%だった。
現在、特に興味関心のあることはあるか尋ねると、66.2%が「子育て・教育等」、62.7%が「毎月のやりくり」、62.4%が「家事の効率化等」と回答した。