ZOTAC Technologyは8月21日、NVIDIAの最新GPU「GeForce RTX 2080 Ti」「GeForce RTX 2080」を搭載するグラフィックスカード4製品を発表した。日本国内での展開については、決まり次第アナウンスするという。
「GeForce RTX 2080 Ti」および「GeForce RTX 2080」は、NVIDIAがgamescon 2018に合わせて発表したコンシューマ向けGPU。Turingアーキテクチャをベースとしており、AI処理向けのTensorコア、レイトレーシング向けのRTコアを搭載する。
ZOTACは今回、GeForce RTX 2080 Ti搭載2モデル、GeForce RTX 2080搭載2モデルを展開する。ハイエンドのAMPシリーズをはじめ、ブロワーファン搭載製品などをラインナップする。
GAMING GeForce RTX 2080 Ti AMP
AMPシリーズは、オーバークロック仕様のハイエンドモデル。大型の3連ファンを搭載。アクティブファンコントロールによって、ファンを個別に制御可能。さらに5本のヒートパイプとアルミ製ヒートシンク、金属製のバックプレートを備える。
主な仕様は、CUDAコアが4,352基、動作クロックが調整中。メモリが11GB GDDR6、メモリスピードが14Gbps、メモリインタフェースが352bit。補助電源が8ピン×2。TDPも調整中。出力インタフェースは、HDMI 2.0×1、DisplayPort×3、USB Type-C。
GAMING GeForce RTX 2080 Ti Triple Fan
同じく3連ファンを搭載するが、定格モデルという位置付け。主な仕様は、CUDAコアが4,352基、動作クロックが最大1,515MHz。メモリが11GB GDDR6、メモリスピードが14Gbps、メモリインタフェースが352bit。補助電源が8ピン×2。TDPは調整中。出力インタフェースは、HDMI 2.0×1、DisplayPort×3、USB Type-C。
GAMING GeForce RTX 2080 AMP
GeForce RTX 2080のAMPエディション。主な仕様は、CUDAコアが2,944基、動作クロックが調整中。メモリが8GB GDDR6、メモリスピードが14Gbps、メモリインタフェースが256bit。補助電源が8ピン+6ピン。TDPは調整中。出力インタフェースは、HDMI 2.0×1、DisplayPort×3、USB Type-C。
GAMING GeForce RTX 2080 Blower
ブロワーファン搭載モデル。主な仕様は、CUDAコアが2,944基、動作クロックが最大1,710MHz。メモリが8GB GDDR6、メモリスピードが14Gbps、メモリインタフェースが256bit。補助電源が8ピン+6ピン。TDPは調整中。出力インタフェースは、HDMI 2.0×1、DisplayPort×3、USB Type-C。