JR東日本盛岡支社はこのほど、八戸線でワンマン運転を開始することを受け、一部列車で利用方法を変更すると発表した。
八戸線では10月20日から、全体の6割以上にあたる計24本(上下各12本)の列車でワンマン運転を実施する予定。このため、係員がいない駅、あるいは駅係員が無人となる時間帯に列車に乗る場合、車両外側のボタンを押してドアを開け、車内で発行される乗車駅証明書を取る必要が生じる(きっぷを持っている場合などは除く)。
同様に、係員がいない駅や駅係員がいない時間帯に降車する際は、1両目最前部の運賃表と乗車駅証明書番号で運賃を確認し、規定の運賃(または乗車券)を乗車駅証明書と一緒に運賃箱に投入することになる。定期券は運転士に提示する。降車の際もドアは自動的に開かないため、降りる人がドアボタンを押してドアを開け、降車する。降車ドアは1両目最前部のみで、1両目中央のドアと2両目のドアからは降車できない。1両目後部のドアは乗車専用となる。