三菱電機は8月21日、サイクロン式コードレスクリーナーの新モデル「ZUBAQ」(ズバキュー)を発表しました。10月1日に発売します。価格はオープンで、推定市場価格は80,000円前後(税別)です。

  • ZUBAQ

    三菱電機が発表したコードレススティッククリーナー「ZUBAQ」。残念ながら前モデルまであった空気清浄機能は省かれていました

ZUBAQは、「操作性」を重視して設計されたコードレススティッククリーナー。三菱電機が20代から50代の既婚男女約500名に掃除機の不満を尋ねると、回答で最も多かったのが「部屋の隅、狭いところの掃除がしにくい」。ついで「家具の下などの隙間が掃除しにくい」でした。三菱電機は、ユーザーが掃除機の吸引力よりも操作性能を重視していることに気付いたといいます。

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    掃除機に関する不満。吸引力ではなく、操作性に関する不満が続出していました

ZUBAQではダストボックスを本体上側に配置したため、ソファやベッドの下を掃除するときにZUBAQと床面がほぼ並行になります。ソファやベッド下を掃除してもヘッドは床面を吸い付いて離れず、掃除が楽にできました。家具の下や狭いところも掃除しやすいといえるでしょう。

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    ダストボックスが本体上部にあるため、狭いところも入りやすくなっています

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    ソファの下など、狭いところでもペタッとはりつき、床から離れませんでした

普段は充電台と一体になったスタンドに設置。ZUBAQを手前に引くとそのまま掃除をはじめられます。掃除を終えたら、ZUBAQの向きを変えずにそのまま充電台にがっしゃんこ。

コードレスクリーナーにおけるひと手間「掃除が終わったら充電台の向きに合わせて手首をひねり、クリーナーの向きを逆にして充電台に戻す」という作業を解消したのです。ちなみにスタンドでZUBAQのハンドルを真上に引き上げるとハンディタイプになります。

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    掃除をはじめるときは、ZUBAQを手前に引き出します

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    掃除が終わったらそのまま充電台へ突進

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    クリーナーの向きを変えることなく充電台に設置できます

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    充電台に設置している様子

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    ZUBAQのハンドルを真上に引き上げるとハンディタイプに

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    サッとハンディタイプに変身してくれるのはうれしいポイント

使い勝手を向上させたからといって、吸引力を妥協したわけではありません。ZUBAQのために新開発した小型かつ軽量の「JCモーター」を採用。モーターが毎分125,000回転し、強力にゴミを吸い上げます。

ブラシは吸引口が広く、米粒のように比較的に大きいゴミまでしっかりと吸い込みます。フローリングだけでなくカーペットでもしっかりとゴミを吸い取れました。

  • 実際に使ってみると……

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    新開発のモーター

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    モーターは1分間に125,000回転する

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    ブラシも改良。吸い込み口の幅を広めにとったほか、多毛ブラシを採用したことでじゅうたんの奥からもホコリやゴミをしっかりとかき出します

ZUBAQの本体サイズはW225×H1,005×D190mm、充電台のサイズはW270×H817×D270mm。ZUBAQの質量は1.8kg。集じん容積は0.25L。連続運転時間は標準モードで約40分、強モードで約8分。パッケージにはアレルパンチふとんクリーンアタッチメント、毛ブラシ、お手入れブラシ、ブローノズルが付属します。

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    ブローノズルを装着した様子

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    ダストボックスの集じん容積は0.25L

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    ダストボックス。なかなかオシャレなデザインです