女優の沢口靖子が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『科捜研の女』の第18シーズンが、10月からスタートすることが20日、明らかになった。今シーズンも「木曜ミステリー」枠(毎週木曜20:00~)で放送される。
京都府警科学捜査研究所(通称:科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口)を中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く同作。1999年にスタートし、現行のテレビドラマでは最も長く続いている長寿シリーズとなっている。
「今や"榊マリコ"は私にとって分身、ともに成長してきた存在です」と表現する沢口は、小・中学生からファンレターが届くことを明かし、「最先端の科学で事件が解き明かされていくところ、深みのある人間ドラマが若い方にも支持されているのかなと思います」と分析。
さらに「昨シーズンは『熟成』をテーマにお届けしていましたが、今回は熟成した『安定感』あるドラマを目指して頑張っていきたいと思います」と意気込みを語る。
前回のシーズン17でも話題となった「衝撃的なマリコのワンカット」は今作も登場するとのことで、沢口は「ドラマの中でバニラエッセンスのような旨味を倍増してくれるもの、と楽しんでチャレンジさせていただいています。マリコは科学オタクでそれ以外は無頓着。そんなマリコのキャラを膨らませてくれる『ワンカット』は、クスッと笑えて楽しいと思います」と話す。
テレビ朝日の藤崎絵三プロデューサーは「今シリーズも驚きの最新科学が続々登場します!」と予告し、「ニュース性のあるテーマや様々な分野のプロフェッショナルが絡みあう、『科捜研の女』ならではの重厚なミステリーは、見ごたえ十分です。いまだかつてない謎に挑む、強く美しいマリコの姿にどうぞご期待ください!」と語った。
沢口の他にも、内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、渡部秀、山本ひかる、西田健、石井一彰というキャストが集結する。