俳優の沢村一樹が主演するフジテレビ系月9ドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(毎週月曜21:00~)の第7話が、あす20日に放送される。

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    『絶対零度』主演の沢村一樹=フジテレビ提供

井沢(沢村)たち“ミハン”(未然犯罪捜査班)チームは、前回の第6話で拳銃自殺した田村(平田満)の死に大きなショックを受ける。法で裁けない犯罪者たちに制裁を加えていた田村が、自ら死を選ぶ前に残した最後の言葉は「ミハンを必ず実現させてください」だった。

その遺志を受け、東堂(伊藤淳史)は、報告書から田村の名前を削除してミハンとの関わりを消すと、捜査の再開を指示。山内(横山裕)と小田切(本田翼)はそれに同意したが、南(柄本時生)だけは簡単に田村の死を割り切ることができない。井沢は、そんな南を捜査に連れ出すが、南は拒否して資料課に帰ってしまう。

ミハンシステムが選び出した新たな危険人物は、実体のつかめない麻薬密売組織に関わっている疑いがあり、2カ月前に任意の取り調べを受けていた新谷啓一(小柳友)という男。組織のボスは「喜多野」という名前だが、それは通り名に過ぎず、本名も顔もその正体は謎に包まれていた。喜多野は、ビジネスのためなら躊躇(ちゅうちょ)なく人を殺す、冷徹な殺人者だった。

新谷は、取り調べを受けた後、涼子(青野楓)という女性と結婚し、とある団地に引っ越していた。小田切たちは、向かいの棟に張り込み部屋を用意し、監視を開始するが、新谷たちの上階に住む7歳の少年・ユキオ(山城琉飛)が母親から虐待されているらしいことを発見する。

その頃、井沢は、自らの妻子を殺しながらも立証されず、別件逮捕されていた宇佐美(奥野瑛太)が、まもなく出所することを知る。そして、桜木泉(上戸彩)の事件にも新たな真実が発見される…。

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(C)フジテレビ