俳優の古川雄輝がテレビ東京系ドラマ『天 天和通りの快男児』(2018年秋放送)に出演することが1日、わかった。
同作は『カイジ』『アカギ』『銀と金』など、ギャンブル漫画の第一人者で、カリスマ的人気を誇る漫画家・福本伸行の原点とも言える同名漫画を実写化。麻雀の請負業(=代打ち)を営む天貴史(岸谷五朗)と、天に憧れる井川ひろゆきが、神域の男と呼ばれる伝説の 雀士・赤木しげる(吉田栄作)や関西屈指の現役最強の雀士・原田克美らと出会い、日本の裏麻雀界の頂点を決める戦いに挑んでいく。
原作の『天 天和通りの快男児』(※以後『天』と表記)には、スピンオフ作品が2つあり、ひとつは福本漫画屈指の人気キャラクター・赤木しげるの若き日を描いた『アカギ〜闇に降り立った天才〜』。もう一つは天貴史と出会ったことで、麻雀の代打ちとして生きる道を決めた井川ひろゆきのその後を描いた『HERO~逆境の闘牌~』(雑誌『近代麻雀』にて連載中)。この人気キャラクター・井川ひろゆきを、麻雀歴11年の古川が演じる。最初は小遣い稼ぎ程度で麻雀を打っていたひろゆきは天と出会い、真剣勝負の代打ちの世界を知ったことで、より強い相手を求める雀士へと変貌していく。
古川は「大好きな『麻雀』が題材の作品にデビュー当時から出演したかったので、福本先生原作作品に出演できることになり、とても光栄です。自分が学生の頃、雀荘で読んでいた漫画のキャラクターを演じられることを大変嬉しく思っています」と喜びを表す。
また実際に「 打ち方がひろゆきとまったく同じです。 常に確率が良い、より安全な打ち方を選択して常に確率が良い、より安全な打ち方を選択しています」と明かし、「ひろゆきは麻雀も自分と同じ打ち筋で、似ている部分もあるので演じやすいですが、このドラマは『心の声』が多 く、そこに難しさを感じています」と撮影を語る。「また、麻雀の打ち方の動作もひろゆきっぽく綺麗に正確に打てるように意識しています。毎日好きな麻雀牌を触りながらの撮影なので、楽しく撮影させて頂いています」日々の楽しさを表した。
共演する2人については「岸谷さんは男気のある兄貴! という感じです。2人で芝居するシーンも多く、勉強させて頂いています。吉田さんは同性である自分から見ても大人の男性としてとても魅力的で格好良く、赤木役にピッタリだと思いました」と称賛。「麻雀に人生を賭けた男たちの熱い戦いを是非ご覧下さい!」とアピールした。
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