俳優の田中圭が、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』(毎週火曜21:00~)で、21日に放送される第6話の見どころを語った。
吉岡里帆演じる主人公・義経えみるが生活保護受給者と向き合う同作。田中は、えみるの上司・京極大輝役で出演している。
前回放送の第5話では、えみるが担当した生活保護希望者・島岡光が、父が面会しようと聞いて自殺をはかってしまった。一命を取りとめた島岡だったが、京極は自らの判断が、受給者の命の危険を招いたと感じ、「この件は、すべて自分の責任で対処する」と宣言。病院で面会できるようになったと島岡だったが、えみると京極に主治医から、島岡親子について衝撃の事実が明かされる。
第6話で、これまで区役所を一歩も出ていなかった京極がいよいよ出動することから、田中は「一言でいうと、京極が現場に出たよー!田中圭がロケしたよー!です(笑)」とアピール。「6話は結構ヘビーなのです。それでヘビーなことを生活課として、どうにかしなきゃいけないので、どうにかするんです、って話です。見どころはやっぱり、管理職の京極が、自分の判断ミスからえみると一緒に現場に立つ、というところ」と語る。
そのロケは「暑かったです!」と即答。上司としてえみるに優しさを出すシーンがあるが、「優しさを出そうとすると、なんかかわいらしくなってしまうんですよね。何でしょうかね?あの京極の照れは。演じていて、あれ?と思ったので、セリフを変えたりもしているんですけど。『義経ちゃんになんか特別な想いを抱いてるの!? 京極、もしかしていけないことを考えてるの』って、そういうムフフな関係も…!?」と、おどけて予告した。
そして最後は真面目に「ドラマ上で初めて“現場”に立ちました。きっと、京極自身も反省したり、現場から学ぶことだったり、いま現場にいるえみるから感じることがあったと思う。逆に、先輩(京極)が現場に出て来たことに対して、えみるが感じることもあっただろうし。どういう決着をつけるのか、ぜひ見てください。見てもらえることがすごく大事です。そして、僕らは、見てくださった方たちのなにかをつかまなきゃいけない。そこは戦いですね」と話した。