フィリップスのディスプレイ製品で日本の代理店を務めるMMD Singapore Pteは、DisplayHDR 600に対応する31.5型4K液晶ディスプレイ「328P6VUBREB/11」を8月下旬に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は64,800円前後(税別)。
PC用の4K液晶ディスプレイとして、日本初(同社調べ)となるDisplayHDR 600の認証を取得したモデル。ピーク輝度が600cd/平方メートルと明るく、HDR対応コンテンツの明暗の差をくっきりと表現する。解像度は3,840×2,160ドットの4Kで、非光沢(アンチグレア)のVA液晶パネルを採用。色域はAdobeRGB 100%のほか、ITU-R BT.709で99%、DCI-P3で90%をカバーする。
本体には、USB 3.1 Type-C×1(アップストリーム)と、USB 3.0×4(ダウンストリーム)のドッキングステーションを内蔵。USB Type-Cケーブル1本でノートPCなどの映像を出力できるほか電源供給も可能となっている。ブルーライトをカットする「ローブルーモード」も搭載。
主な仕様は、視野角が水平垂直とも178度、輝度が400cd/平方メートル(標準)、コントラスト比が3,000:1(スマートコントラスト時80,000,000:1)、応答速度が4ms(GTG)。映像入力インタフェースはHDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×1。
3W+3Wのスピーカーを内蔵し、VESAマウント100mmに対応。スタンドのチルト角度は-5~20度、スイーベルは左右170度、180mmの高さ調節と90度のピボットも可能。本体サイズはW742×D270×H657mm、重量は約9.36kg。