アイドルグループ・乃木坂46の松村沙友理が、2019年春より放送される浜辺美波主演のMBS・TBSドラマ『賭ケグルイ season2』に、夢見弖ユメミ役で出演することが16日、わかった。
河本ほむら原作・尚村透作画の同名漫画が原作の同ドラマは、2018年1月に実写ドラマ化。そして先日、実写ドラマ『賭ケグルイ season2』と『映画 賭ケグルイ』の制作決定、さらに、浜辺美波や高杉真宙、森川葵はじめとするドラマseason1のキャスト続投が発表されたが、このたび、私立百花王学園の生徒会役員にして、カリスマ的人気を誇るアイドル・夢見弖(ゆめみて)ユメミを乃木坂46の松村沙友理が演じることが決定した。
松村は「もともと好きだった作品でしたので、出演できてとても嬉しいです! ユメミちゃんは、完璧なアイドルだと思いますので、皆さんにユメミちゃんの魅力が伝わるように、私も一生懸命演じたいと思います。皆さんに、元気とパワーを与えられるように頑張ります」と意気込んでいる。
本作の舞台は、政財界の有力者の子女が多数通う私立百花王学園。ここで生徒たちの階級を決定するものは、ギャンブルの強さ。勝ったものは支配する側に立ち、敗れたものは家畜となる。ある日、この学園に転校してきた謎多き少女・蛇喰夢子(浜辺)。一見すると清楚な美少女だが、彼女は、リスクを負うことに快感を覚える“賭ケグルイ”だった。学園を支配する生徒会は、夢子を危険な存在と判断し、百戦練磨の刺客たちを送りこむ。
ドラマseason2で夢子が勝負に挑むのは、絶対的権力で百花王学園を牛耳る生徒会の広報としてアイドル活動を行うユメミ(松村)。愛らしいルックスと歌唱力の高さに加え、“神対応”と言われる丁寧なファンサービスで、メジャーデビュー前にして全国ツアーを行うほどの人気アイドルだが、裏ではファンに対しての暴言を吐き散らし、“アカデミー賞を獲る”という自身の夢のためには手段を選ばない一面も。そんな二面性をもつ個性的キャラクターに、リアルアイドルの松村が挑む。英勉監督とは、『あさひなぐ』に次ぐ再タッグとなる。
英勉監督は「『あさひなぐ』の頃からなかなかの逸材だぞと目を付けていましたが、キャスティングを考えながら原作を読んで改めて、夢見弖ユメミという学園のアイドルを実写化するならこの子しかいない! 絶対松村さんにオファーしようと思ってました。約1年越しの念願が叶いました。本人には毒はないですけど、今回は(役柄で)存分に毒を吐いてもらおうと思っています(笑)」とコメントしている。
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