ニコンが8月23日に発表するとみられるフルサイズミラーレスのティーザーサイトが更新され、新たに「LENS」(レンズ)編が公開されました。「撮影者に様々な表現を提案してきたNIKKORレンズ。光を追求し、光を撮るために、次の100年に向けて更なる進化を。」というメッセージとともに、新しい動画が登場。動画は、ノクトニッコールと呼ばれるニコンの銘レンズ「Ai-S Nikkor 58mm F1.2 Noct」にフィーチャーした内容で、「描写性能の高さで長年評価を得てきたニッコールレンズの伝統を新しいマウントでも継承する」というニコンの意志が読み取れました。
Ai-S Nikkor 58mm F1.2 Noctは、夜景などの暗いシーンでも美しいボケを伴った撮影ができることで知られるFマウント用のマニュアルフォーカスレンズです。オートフォーカス対応のノクトニッコールが登場しなかったこともあって、いまだに高い人気を誇っており、程度良好な中古品は50万~60万円前後で販売されているほどです。今回、ノクトニッコールにフィーチャーした動画が公開されたことで、新しいフルサイズミラーレスでノクトニッコールが登場することを意味しているのかもしれません。
ニコンの公式Twitter「ニコンちゃん」(@nikon_chan)でも情報が更新され、新しいミラーレス用のズームレンズとみられるレンズの写真が公開されました。23日の発表日の前に新たな情報の追加はあるのか、引き続きチェックしていきましょう。