エン・ジャパンはこのほど、「仕事のやりがいと楽しみ方」に関する調査結果を明らかにした。同調査は6月27日~7月29日、総合求人・転職支援サービスサイト「エン転職」登録者9,297名を対象にインターネットで実施したもの。
仕事においてやりがいは必要だと思うか尋ねたところ、96%が「必要だと思う」と回答した。やりがいが必要だと回答した人にその理由を聞くと、最も多い回答は「仕事そのものが充実するから」(56%)で、次いで「自身の成長感を得たいから」(48%)、「自分の存在価値を感じるから」(44%)が続いた。
男女別に比較すると、男性よりも女性は「自分の存在価値を感じるから」(男性41%、女性49%)、「毎日の出社が楽しくなるから」(同35%、46%)、「仕事に費やす時間が長いから」(同14%、23%)が多くなっている。
仕事においてやりがいを感じることについて尋ねると、最も多い回答は「お礼や感謝の言葉をもらうこと」(62%)、次いで「仕事の成果を認められること」(56%)、「目標を達成すること」(50%)だった。
やりがいを感じることを男女別に比較したところ、女性の回答が男性より10ポイント以上高かったのは「お礼や感謝の言葉をもらうこと」「仕事の成果を認められること」「自分の成長を感じること」「尊敬できる人と一緒に仕事をすること」となっている。
仕事を楽しむ上で工夫をしているか聞いたところ、77%が「している」と回答した。
仕事を楽しむ上で工夫をしていることについて聞くと、男性の多かった回答は「いろいろな人と関わりを持つ」(46%)、「人間関係を良くする」(43%)、「新しいチャレンジをする」(39%)、女性は「人間関係を良くする」(56%)、「いろいろな人と関わりを持つ」(51%)、「物事をポジティブにとらえる」(48%)が多かった。